Actualités japonaises: トランプ大統領「ＩＳ戦闘員欧州各国が引き取って裁判を」

トランプ大統領だいとうりょう「ＩＳ戦闘せんとう員いん欧州おうしゅう各国かっこくが引き取ひきとって裁判さいばんを」

Feb 17, 2019 16:02

Furigana

アメリカのトランプ大統領だいとうりょうは、シリアで拘束こうそくされた過激かげき派は組織そしきＩＳ＝イスラミックステートの戦闘せんとう員いんについて、ヨーロッパの各国かっこくが引き取ひきとり、裁判さいばんにかけるよう求もとめました。トランプ大統領だいとうりょうは、過激かげき派は組織そしきＩＳ＝イスラミックステートについて16日にち夜よる、ツイッターに「イギリス、フランス、ドイツ、それにほかのヨーロッパの同盟どうめい国こくに、シリアで拘束こうそくした800人にん以上いじょうのＩＳの戦闘せんとう員いんを引き取ひきとり、裁判さいばんにかけるよう求もとめている」と書き込かきこみました。

そのうえで、「われわれは多おおくを費ついやしてきた。各国かっこくができることをすべき時ときが来きた。われわれはＩＳに完全かんぜんに勝利しょうりしたあと撤退てったいする」とツイートし、ヨーロッパ各国かっこくに負担ふたんを求もとめるとともに、改あらためて、シリアからアメリカ軍ぐんを撤退てったいさせる方針ほうしんを強調きょうちょうしました。

アメリカ軍ぐんのシリアからの撤退てったいをめぐっては、ドイツで開ひらかれたミュンヘン安全あんぜん保障ほしょう会議かいぎで、ドイツのメルケル首相しゅしょうが「性急せいきゅうな撤退てったいだ」と懸念けねんを示しめすなど、ＩＳが再ふたたび勢力せいりょくを拡大かくだいすることを防ふせぐため慎重しんちょうな対応たいおうが必要ひつようだとする声こえがヨーロッパ諸国しょこくから上あがっており、アメリカとヨーロッパの間まの溝みぞがあらわになっています。