小田急線の登戸駅は、藤子・F・不二雄さんが、かつて地元、川崎市多摩区に住んでいて、藤子さんのミュージアムの最寄り駅でもあることにちなんで、先月下旬から駅の構内を人気アニメ「ドラえもん」の世界観で演出しています。
構内では看板やごみ箱などがドラえもんの青色と鈴をモチーフに装飾され、エレベーターは「どこでもドア」を模してピンク色になっているほか、ドラえもんの像も設置されています。
また、構内の壁に設置された「どこでもドア」には、電子パネルが組み込まれていて、人が近づくと反応してドアが開き、江の島など沿線の観光地を動画で体感できる仕掛けになっています。
駅では利用者が体験したり写真を撮ったりして楽しむ姿が見られました。家族と一緒に駅を利用した東京大田区の5歳の女の子は「ドラえもんがかわいかったです。『どこでもドア』が開いた時は驚きました」とうれしそうに話していました。