小売業界で
人手不足が
課題と
なる中、
従業員の
働き
方改革などを
理由に
来年の
デパートの
初売りを
遅らせる動きが
相次いでいます。
大手デパート各社のうち、「大丸松坂屋百貨店」はすべての店舗で、また、「高島屋」と「阪急阪神百貨店」は、一部の売り場や商業施設内の店舗を除いて、来年1月3日に初売りを行うことにしています。
各社はこれまで1月2日に初売りを行っていましたが、従業員や取り引き先の働く環境を改善するため、一日遅らせることを決めたということです。
また、「そごう・西武」は、2013年以降、全国の店舗で元日から営業してきましたが、消費者の動向なども踏まえ、西武池袋本店や西武渋谷店など合わせて4店舗で元日の営業を取りやめ、2日に初売りを行うことを決めました。
この結果、都内の大手デパートで元日に営業を行う店舗はなくなることになります。
小売業界では、人手不足が課題となる中、休業日を増やすなどして従業員の働き方改革を進め、人材確保につなげようという動きが広がっています。