【随時ずいじ更新こうしん】東京とうきょうパラリンピック 大会たいかい11日にち目め 3日にちの結果けっかや動うごき

山崎やまざき選手せんしゅはコートの前方ぜんぽうを狙ねらう相手あいてのショットに苦くるしみ、15対たい21で第だい1ゲームを落おとしましたが、その後そのごは安定あんていしたショットで得点とくてんを重かさね、第だい2ゲームを奪い返うばいかえしました。第だい3ゲームも互たがいに譲ゆずらない接戦せっせんとなりましたが最後さいごは16対たい21で取とられて、ゲームカウント1対たい2で敗やぶれました。

上山うえやま選手せんしゅは序盤じょばんから調子ちょうしが上あがらず第だい1セットを落おとすと、その後そのごもミスが続つづいて立て直たてなおすことができず、1セットも取とれず0対たい6で敗やぶれ、1回戦かいせんで敗退はいたいしました。

これで大会たいかい組織そしき委員いいん会かいが先月せんげつ12日にちから発表はっぴょうしているパラリンピックに関連かんれんした感染かんせん者しゃの累計るいけいは287人にんになりました。

また、同おなじクラスに出場しゅつじょうした富田とみた宇宙うちゅう選手せんしゅは1分ふん03秒びょう32のタイムで全体ぜんたいの2位いで決勝けっしょうに進すすみ、決勝けっしょうで日本にっぽん選手せんしゅ2人にんが金メダルきんめだるを争あらそいます。

石田いしだ選手せんしゅは「前半ぜんはんはよかったが、後半こうはん、スピードダウンしてしまった。いちばん大おおきな舞台ぶたいで今こんシーズン最もっとも悪わるいタイムを出だしてしまった」とレースを振り返ふりかえりました。今後こんごに向むけては「この大会たいかいでレースをするのが夢ゆめだったので、来年らいねん、神戸こうべで開催かいさいされる世界せかい選手権せんしゅけんと3年ねん後ごのパラリンピックで悔くやしさを晴はらして必かならずメダル獲得かくとくできるように頑張がんばっていきたい」と話はなしていました。

赤井あかい選手せんしゅは「最後さいごはほかの選手せんしゅも絶対ぜったいに上あがってくると思おもっていたが、ラスト100メートルからの実力じつりょくが足たりなかった」とレースを振り返ふりかえりました。今後こんごに向むけては「おととしの世界せかい選手権せんしゅけんから実力じつりょくは上あがったので自信じしんがついた。スピードもまだ磨みがいていけると思おもうので、もっと上うえを目指めざして強つよくなりたい」と話はなしていました。

男子だんし100メートルバタフライの運動うんどう機能きのう障害しょうがいのクラスでは、パラリンピック初はつ出場しゅつじょうの荻原おぎわら虎太郎とらたろう選手せんしゅが1分ふん5秒びょう98のタイムで全体ぜんたいの12位いとなり、上位じょうい8人にんで争あらそわれる決勝けっしょうには進すすめませんでした。

序盤じょばんから19歳さいの梶原かじはら選手せんしゅの強烈きょうれつなスマッシュや、前まえのスペースに落おとすドロップショットがさえ、第だい1ゲームを21対たい12で奪うばいました。第だい2ゲームは47歳さいの村山むらやま選手せんしゅが持ち味もちあじの精度せいどの高たかいショットやサーブで相手あいてを動うごかし、梶原かじはら選手せんしゅが決きめる得意とくいのコンビネーションで21対たい9と圧倒あっとうしました。

村山むらやま選手せんしゅは「ダブルスでは初戦しょせんということで、ペアの梶原かじはら選手せんしゅが試合しあい前まえ少すこし緊張きんちょうしていたように見みえたのでしっかり声こえをかけ、緊張きんちょうがほぐれてくるとうまくコンビネーションをまとめられた。自分じぶんも梶原かじはら選手せんしゅも動うごけるほうなので、そこを生いかした積極せっきょく的てきな仕掛しかけができたと思おもう」と試合しあいを振り返ふりかえりました。そのうえで「自分じぶんはメンタルは弱よわいほうだが、大会たいかいに入はいってから返信へんしんが追おいつかないくらいの応援おうえんをいただいていて、試合しあい中ちゅうは自分じぶんたちの後うしろで何なん千せん、何なん万まんの人ひとたちが一緒いっしょに戦たたかってくれている気きがして、プレー中ちゅうの安心あんしんにつながっている。午後ごごの試合しあいでは予選よせん1位い通過つうかを目指めざして戦たたかいたい」と話はなしていました。

3日にち前まえのロードタイムトライアルで日本にっぽん選手せんしゅとして最年長さいねんちょうでの金メダルきんめだるを獲得かくとくした杉浦すぎうら佳子けいこ選手せんしゅが2つ目めの金メダルきんめだるを狙ねらいます。レースは1周しゅう13キロ余あまりのコースを3周しゅうするおよそ40キロで争あらそわれます。

最初さいしょの種目しゅもくとなる男子だんしカヤックシングルの準決勝じゅんけっしょう1組くみでは、パラリンピック初はつ出場しゅつじょうの高木たかぎ裕ひろし太ふとし選手せんしゅが58秒びょう259のタイムで5人にん中ちゅう5着ちゃくでした。高木たかぎ選手せんしゅは決勝けっしょうに進すすめず、このあと行おこなわれる順位じゅんい決定けってい戦せんに回まわりました。

伊藤いとう選手せんしゅと鈴木すずき選手せんしゅのペアは序盤じょばんから連続れんぞくポイントでリードを広ひろげ、第だい1ゲームを21対たい11で奪うばいました。第だい2ゲームは一時いちじリードされ追おう展開てんかいとなりましたが、最後さいごは逆転ぎゃくてんし21対たい17で取とって白星しろぼしスタートです。

このうち脳性のうせいまひ以外いがいの障害しょうがいのクラスで予選よせんリーグ2連敗れんぱいの日本にっぽんは、江崎えざき駿しゅん選手せんしゅ、古ふる満まん渉わたる選手せんしゅ、木村きむら朱里じゅり選手せんしゅの3人にんが初はつ勝利しょうりを目指めざしてタイと対戦たいせんしています。このあと団体だんたいも行おこなわれます。

団体だんたい、ペアともに2つのグループのそれぞれ上位じょうい2チームが準決勝じゅんけっしょうに進すすみます。