都の
毎日の
発表をNHKが
集計したところ、
都内で
感染が
確認され、8
月から9
月9
日までに
死亡が
発表された
人のうち、
自宅療養中に
死亡したのは34
人でした。
ことしは、これまでに79人が自宅療養中に死亡していますが、4割余りが今回の第5波に集中しています。
34人のうち、入所する高齢者施設での療養や在宅医療を希望した人などを除く、少なくとも22人は、感染が分かった時点では軽症と判断され、自宅で療養しながら保健所の健康観察を受けていました。
都によりますと、亡くなる前日の健康観察では症状に変化がなく、その後、容体が急変した人も複数いるということです。
一方、自宅療養中の死亡とは別に、自宅で亡くなっているのが見つかった人や、救急搬送されたその日のうちに死亡した人の感染があとから判明するケースも相次いでいて、8月以降では少なくとも43人に上っています。
都は、中には体調が急激に悪化したケースもあるとみています。
都は「容体が急変するリスクがあることを認識し、体調に異常があれば保健所などに連絡したり、救急車を呼んだりしてほしい」と話しています。