新型コロナウイルスの
影響が
続く中、
仕事を
失った
人のうち
感染の
拡大などを
理由に
求職活動をしていないのは
去年12
月の
時点で59
万人に
上るとみられることが
専門家の
試算でわかりました。
国が
公表する
失業者には
含まれておらず、
専門家は「
公的な
支援が
十分に
届いていない
可能性があり
実態の
把握が
必要だ」と
指摘しています。
総務省の
労働力調査によりますと、
去年12
月の「
完全失業者数」は194
万人で、
前の
年の
同じ月と
比べて49
万人増え、
失業率は2.9%となっています。
「完全失業者」は失業した人のうち、仕事があればすぐに働くことができ、仕事を探す「求職活動」をしていた人です。
一方、再就職を希望しても、感染の拡大などを理由に「求職活動」を控え、「完全失業者」に含まれない人が多くなっているとみられます。