イギリスはサミット開幕を前に、感染拡大を来年中に収束させるため、G7として少なくとも10億回分のワクチンを提供できるようにすることで合意する見込みだと明らかにしました。
また、気候変動や世界経済といった課題が議論されるほか、こうしたテーマの中で中国にどう向き合うかが話し合われる見通しで、G7としてどのような形で結束を示せるかが焦点になります。
新型コロナウイルスの感染拡大以降、各国の首脳が初めて対面で意見を交わす場となり、ワクチンの供給での協力体制をはじめ、中国にどう向き合うかなどが議論される見通しです。
ことしのG7サミットは、イギリス南西部のコーンウォールで議長国イギリスのジョンソン首相が菅総理大臣など、各国の首脳を出迎えて、日本時間の11日午後10時すぎに始まりました。
各国の首脳が直接、顔を合わせる形でG7サミットが開催されるのは2年ぶりで、新型コロナウイルスの感染拡大以降、初めてです。
イギリスはサミット開幕を前に、感染拡大を来年中に収束させるため、G7として少なくとも10億回分のワクチンを提供できるようにすることで合意する見込みだと明らかにしました。
また、気候変動や世界経済といった課題が議論されるほか、こうしたテーマの中で中国にどう向き合うかが話し合われる見通しで、G7としてどのような形で結束を示せるかが焦点になります。