来週18
日に
告示される
東京都知事選挙に
東京都の
小池知事が、
再選を
目指して
立候補することを
表明しました。
このほかこれまでに15
人が
立候補を
表明していて、
選挙戦では、
小池都政の
評価や
新型コロナウイルスへの
対応などが
争点と
なる見通しです。
東京都の
小池百合子知事は、
都庁で
記者会見を
開き、
来週18
日に
告示される
都知事選挙に
再選を
目指して
立候補することを
表明しました。
小池氏は「喫緊の課題は新型コロナウイルス対策だ。ウイルスとのたたかいは終わったわけでは決してなく、むしろこれからが始まりだ。第2波への備えを行っていく。このたたかいに打ち勝たねば『ウィズコロナ』『ポストコロナ』の東京を描ききれない」と述べました。また、今回の選挙では、政党に推薦を求めない考えを示しました。
小池氏は67歳。前回・4年前の都知事選挙では自民・公明両党などが推薦した候補などを破って当選し、初めての女性の都知事になりました。
選挙戦では、小池都政の評価や新型コロナウイルスへの対応などが争点となる見通しです。
東京都知事選挙をめぐっては
▽日弁連・日本弁護士連合会の元会長の宇都宮健児氏(73)を立憲民主党、共産党、社民党が支援する方針です。宇都宮氏は、「感染症は人を選ばず、あらゆる都民に襲いかかってきている。雇用を守る、住まいを守る、生活を守る、命を守るところに重点的に予算をつぎ込む」と訴えています。
▽また、熊本県の元副知事、小野泰輔氏(46)を日本維新の会が推薦することを決めています。小野氏は、「東京と地方のどちらも私は経験してきた。東京だけでは生き残れない。新型コロナウイルスの時代の、地方との新たな関係を構築していきたい」と訴えています。
▽NHKから国民を守る党の立花孝志党首(52)も、立候補する意向を明らかにしています。立花氏は、「コロナの対応で首をかしげることがあまりにも多い」と、休業要請に対する補償などを訴えています。
このほか、これまでに次の12人が立候補を表明しています。
▽石井均氏(55)(無・新)
▽市川浩司氏(58)(諸派・新)
▽込山洋氏(46)(無・新)
▽桜井誠氏(48)(諸派・新)
▽竹本秀之氏(64)(無・新)
▽長澤育弘氏(34)(無・新)
▽七海ひろこ氏(35)(諸派・新)
▽西本誠氏(33)(諸派・新)
▽久田眞理子氏(54)(無・新)
▽平塚正幸氏(38)(諸派・新)
▽古田真氏(73)(諸派・新)
▽山口節生氏(70)(無・新)
▽さらに、れいわ新選組の山本代表も、立候補するかどうか検討しています。
東京都知事選挙は、来週18日に告示され、来月5日に投票が行われます。