震源は、州都クエッタからおよそ97キロ東で、震源の深さは、およそ20キロと推定されています。
地元の行政当局によりますと、多くの住宅が倒壊するなどしてこれまでに少なくとも子どもや女性を含む15人が死亡し、100人以上がけがをして病院で手当てを受けているということです。
地元メディアによりますと、現地では依然として多くの人たちが崩れ落ちた屋根や壁の下敷きになり取り残されているということで、当局が救助作業を進めています。
パキスタンの首都、イスラマバードにある日本大使館によりますと、これまでに日本人が被害にあったという情報は入っていないということです。
パキスタンでは16年前の10月に北部を震源とする大地震が起きて、日本人を含む7万人を超える人が死亡しています。