市は
並行して
かかる県道の
橋に
仮の
水道管を
設置する
応急的な
工事を
行い、9
日午前8
時半から
家庭などへの
給水を
順次、
再開しているということです。
断水が続いていた住宅では午前8時半に家の外にある水道の蛇口を開けると、茶色に濁った水が勢いよく流れ出ていました。
給水が再開した直後は水道から濁った水が出る可能性があるため、和歌山市はしばらくは飲み水として使用しないようにするほか、過度の使用を控えるよう呼びかけています。
市は今後、飲み水として利用できるように水質検査をしたうえで、安全が確認され次第、ホームページやSNSなどで知らせることにしています。
断水していた
和歌山市北部の
地域に
住む谷奥喜美子さん(36)の
自宅では、
午前8
時半ごろ6
日ぶりに
断水が
解消しました。
谷奥さんが
子どもたちと
一緒に
家の
外にある
蛇口を
回すと
やや茶色く
濁った
水が
流れ出ましたが、
久しぶりに
水が
出たことを
喜びあっていました。
このあと
洗面台では
透明な
水が
流れ出て、6
歳の
娘が
気持ちよさ
そうに
顔を
洗っていました。
谷奥さんは「水が使えず生活が大きく変わってしまい、子どもがトイレに行くときに大人も一緒に行って流していました。水が出るようになってとてもうれしいです。きょうは水をためてお風呂に入ろうと思います」と話していました。