ブラジル南部リオグランデドスル州の公共衛生当局などは21日までに、盗んだ馬を殺し、牛肉と偽ってレストランへ売りつけていた6人が逮捕されたと発表しました。
声明で、6人はカシアスドスル地域のレストランへ1週間あたり800キロ以上の馬肉を渡していたと指摘。牛肉料理のメニューがあるレストランのうち最大で6割が、中身が馬肉と知らずにステーキ用やハンバーガー用などとして購入していたそうです。
検査官はまた、腐った豚肉やターキーなどがハンバーガーの中に紛れ込んでいることも突き止めていました。
捜査を仕切った検察当局者によると、ハンバーガーを販売していた同地域のレストランを調べたところ、馬肉のDNAの混入を確認したそうです。