Báo tiếng Nhật: 山梨の地震が和歌山の地震を誘発した可能性「低い」専門家

山梨やまなしの地震じしんが和歌山わかやまの地震じしんを誘発ゆうはつした可能かのう性せい「低ひくい」専門せんもん家か

Dec 3, 2021 20:12

Furigana

3日にち午前ごぜん、山梨やまなし県けんと和歌山わかやま県けんでそれぞれ震度しんど5弱じゃくの強つよい揺ゆれを観測かんそくする地震じしんがおよそ3時間じかんの間隔かんかくで起おきました。

これについて専門せんもん家かは、地震じしんの規模きぼなどから先さきに山梨やまなし県けんで起おきた地震じしんの揺ゆれが紀伊きい水道すいどうの地震じしんを誘発ゆうはつした可能かのう性せいは低ひくく「こうした規模きぼの地震じしんが続つづくことはありうる」と指摘してきしています。

3日にちは、午前ごぜん6時じ37分ふんごろに山梨やまなし県けん東部とうぶ・富士ふじ五ご湖こで地震じしんが起おき、そのおよそ3時間じかん後ごの午前ごぜん9時じ28分ふんごろには紀伊きい水道すいどうでも地震じしんが発生はっせいし、ともに最大さいだい震度しんどは5弱じゃくでした。

2つの地震じしんの関連かんれんについて地震じしん学がくが専門せんもんの京都きょうと大学だいがく防災ぼうさい研究所けんきゅうじょの宮澤みやざわ理さとし稔みのり准じゅん教授きょうじゅは、規模きぼの大おおきな地震じしんの揺ゆれが別べつの地震じしんを誘発ゆうはつすることはあるものの、今回こんかい、その可能かのう性せいは低ひくいとしています。

東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいを引き起ひきおこしたマグニチュード9の巨大きょだい地震じしんについて宮澤みやざわ准じゅん教授きょうじゅが分析ぶんせきしたところ、揺ゆれが広ひろがっていくのに伴ともない、全国ぜんこくで地震じしんが誘発ゆうはつされたことが分わかっているほか、2016年ねんの熊本くまもと地震じしんでもマグニチュード7.3の地震じしんが、大分おおいた県けんでマグニチュード6クラスの地震じしんを誘発ゆうはつしたとされています。