生産終了が決まっている世界最大の旅客機「エアバスA380スーパージャンボ」がこのほど、最後の機体引渡し前のテスト飛行を行いました。独ハンブルクの空港を飛び立った機体は航跡でハートのマークを描くことで、航空ファンにメッセージを残しました。
同機の操縦士はドイツ北東部の特別ルートを飛行しました。航跡で描いたハートマークは、フライト追跡サービスを手掛けるフライトレーダー24が記録しました。
MSN272と登録された同機は、3月からハンブルクで客室の据え付け、塗装などを行ってきました。今月、最大の顧客であるアラブ首長国連邦(UAE)のエミレーツ航空に引き渡される予定です。