台風18
号は
朝鮮半島付近を
北東へ
進んでいて、
湿った
空気の
影響で
西日本では
非常に
激しい雨が
降っているところがあります。
大気の
不安定な
状態は
3日にかけて
続く見込みで、
気象庁は
暴風や
大雨に
警戒するよう
呼びかけています。
気象庁によりますと、
台風18
号は
朝鮮半島付近を
北東へ
進んでいて、
3日夕方には
日本海で
温帯低気圧に
変わる見込みです。
台風に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、西日本の広い範囲で大気の状態が不安定になっていて、午後5時までの1時間にはいずれも自治体が設置した雨量計で、高知県大月町で56ミリの非常に激しい雨を観測したほか、鹿児島県志布志市で32ミリの激しい雨を観測しました。
西日本では3日にかけて大気の不安定な状態が続く見込みで、局地的に雷を伴って非常に激しい雨が降るおそれがあります。
3日夕方までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで四国で180ミリ、九州北部で120ミリ、中国地方で100ミリと予想されています。
また、九州北部では2日夜遅くから3日昼前にかけて海上を中心に非常に強い風が吹くおそれがあり、3日にかけての最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルに達し、海上の波の高さは5メートルとしける見込みです。
気象庁は暴風や高波のほか、大雨が予想される地域では土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に警戒するよう呼びかけています。台風から離れた地域でも竜巻などの激しい突風や落雷に注意が必要です。