ユナイテッド・ローンチ・アライアンス(ULA)は17日、米フロリダ州ケープカナベラルで、極秘任務に当たる宇宙航空機「X37B」を搭載した「アトラスV」ロケットの打ち上げを成功させました。悪天候によって打ち上げは当初の予定から1日遅れとなりました。ULAはロッキード・マーチンとボーイングの合弁事業です。
今回の打ち上げにより、誕生して間もない米宇宙軍によるミッション「USSF―7」が開始となりました。
ULAによれば、X37Bの打ち上げは今回で6度目です。
X37Bは昨年10月に終えた前回のミッションで780日間にわたって地球の軌道上を飛行しました。X37Bは飛行のたびに地球周回軌道での滞在期間を延ばしてきました。