Actualités japonaises: ロシア大統領府「米がよりバランスのとれた立場をとっている」

ロシア大統領だいとうりょう府ふ「米べいがよりバランスのとれた立場たちばをとっている」

N2 Feb 26, 2025 02:02 1

Furigana

国連こくれんの安全あんぜん保障ほしょう理事りじ会かいで、ウクライナ情勢じょうせいについてロシアへの批判ひはん的てきな文言もんごんを避さけたアメリカの決議けつぎ案あんが採択さいたくされたことについて、ロシア大統領だいとうりょう府ふの報道ほうどう官かんは「アメリカがよりバランスのとれた立場たちばをとっている」と述のべ、歓迎かんげいしました。

国連こくれんの安全あんぜん保障ほしょう理事りじ会かいでは、24日にち、アメリカが「侵攻しんこう」などロシアに批判ひはん的てきな文言もんごんを避さけて「紛争ふんそうの早期そうき終結しゅうけつ」を要請ようせいする決議けつぎ案あんを提出ていしゅつし、ロシアを含ふくむ10か国かこくの賛成さんせいで採択さいたくされました。

イギリスやフランスなどヨーロッパの5か国かこくは棄権きけんし、アメリカとの立場たちばの隔へだたりが浮き彫うきぼりになりました。

これについてロシア大統領だいとうりょう府ふのペスコフ報道ほうどう官かんは25日にち、記者きしゃ団だんに対にたいし、「アメリカがよりバランスのとれた立場たちばを取とっていると認識にんしきしている。これは、ウクライナ紛争ふんそうの解決かいけつに向むけた取り組とりくみを大おおいに後押あとおしする」と述のべ、歓迎かんげいしました。

また、ヨーロッパについては、「現状げんじょうでは、バランス感覚かんかくに欠かけるが、アメリカとの話し合はなしあいを経へて、バランスを取とるようになるのではないか」と述のべ、ヨーロッパの対応たいおうも変化へんかする可能かのう性せいがあるとの見方みかたを示しめしました。

一方いっぽう、トランプ大統領だいとうりょうが24日にち、停戦ていせん後ごの平和へいわ維持いじのため、ヨーロッパ各国かっこくがウクライナに部隊ぶたいを派遣はけんすることをロシアが受け入うけいれる可能かのう性せいがあるという認識にんしきを示しめしたことについて、ペスコフ報道ほうどう官かんは、ラブロフ外相がいしょうの発言はつげんに言及げんきゅうし、否定ひてい的てきな見方みかたを示しめしました。

ラブロフ外相がいしょうは2月つき18日にち、NATO＝北大ほくだい西洋せいよう条約じょうやく機構きこうの加盟かめい国こくの軍ぐんが、ウクライナに派遣はけんされることは「受け入うけいれられない」と表明ひょうめいしています。

ウクライナ外相がいしょう「国際こくさい社会しゃかいは反対はんたい票ひょう投とうじたグループを注視ちゅうしする」

ウクライナのシビハ外相がいしょうは、自身じしんのSNSに各国かっこくの投票とうひょう結果けっかを示しめした総そう会議かいぎ場じょうのスクリーンの写真しゃしんとともにコメントを投稿とうこうしました。

この中なかで「私わたしたちは、決議けつぎを支持しじし、公正こうせいで永続えいぞく的てきな平和へいわを実現じつげんしようとする決意けついを示しめした、93の加盟かめい国こくそれぞれに感謝かんしゃする。国際こくさい法ほうと国連こくれん憲章けんしょうを真しんに尊重そんちょうするヨーロッパと、志こころざしを同おなじくするすべてのパートナーの新あらたな力ちからを示しめすものだ」として、謝意しゃいを示しめしました。