ブラジル南部リオグランデドスル州で、クリスマスケーキを食べた一家が相次いで体調を崩し、女性3人が死亡しました。当局は、ケーキに毒が盛られた可能性があるとみて捜査しています。
CNNブラジルが警察の話として伝えたところによると、同州トーレス市でクリスマスイブの24日にケーキを食べた家族5人(女性4人と子ども1人)が気分が悪くなり、病院で治療を受けました。
女性4人のうち3人は死亡。残る女性1人と親類の10歳の男の子は今も治療を受けています。ケーキを用意したのはこの女性でした。病院によれば、28日の時点で2人の容体は快方に向かっているということです。
当局は、一家のうち3人の血中からヒ素が検出されたことを明らかにしました。死亡した3人だったのかどうかは明らかにしていません。