일본어 뉴스: 「まん延防止措置」埼玉千葉神奈川愛知への適用政府が決定

「まん延まんえん防止ぼうし措置そち」埼玉さいたま千葉ちば神奈川かながわ愛知あいちへの適用てきよう政府せいふが決定けってい

Apr 16, 2021 19:04

Furigana

新型しんがたコロナウイルスの感染かんせんが再さい拡大かくだいしている埼玉さいたま、千葉ちば、神奈川かながわ、愛知あいちの4県けんに対にたいし、政府せいふは、来週らいしゅう20日にちから「まん延まんえん防止ぼうし等とう重点じゅうてん措置そち」を適用てきようすることを決定けっていしました。「重点じゅうてん措置そち」の適用てきようは、10の都府県とふけんに拡大かくだいされます。

午後ごご5時半じはんすぎから、総理そうり大臣だいじん官邸かんていで開ひらかれた政府せいふの対策たいさく本部ほんぶには、加藤かとう官房かんぼう長官ちょうかんや、西村にしむら経済けいざい再生さいせい担当たんとう大臣だいじんらが出席しゅっせきしました。

そして、感染かんせんが再さい拡大かくだいしている埼玉さいたま、千葉ちば、神奈川かながわ、愛知あいちの4県けんに対にたいし、来週らいしゅう20日にちから来月らいげつ11日にちまで「まん延まんえん防止ぼうし等とう重点じゅうてん措置そち」を適用てきようすることを決定けっていしました。

加藤かとう官房かんぼう長官ちょうかんは「今後こんごも、各地かくちで発生はっせいする感染かんせん拡大かくだいの波なみを、全国ぜんこく規模きぼの大おおきな波なみにしないために、地域ちいきを絞しぼった『重点じゅうてん措置そち』を機動きどう的てき、集中しゅうちゅう的てきに講こうじ、感染かんせんを抑え込おさえこんでいく。2週間しゅうかん後ごには大型おおがた連休れんきゅうが控ひかえ、帰省きせいや旅行りょこうなどが多おおい時期じきとなるので、改あらためて、感染かんせん拡大かくだい防止ぼうし策さくの徹底てっていの協力きょうりょくをお願おねがいしていく」と述のべました。

重点じゅうてん措置そちの対象たいしょう地域ちいきは、

▽埼玉さいたまがさいたま市しと川口かわぐち市し

▽千葉ちばが市川いちかわ市し、船橋ふなばし市し、松戸まつど市し、柏かしわ市し、浦安うらやす市し

▽神奈川かながわが、横浜よこはま市し、川崎かわさき市し、相模原さがみはら市し

▽愛知あいちが名古屋なごや市しになる見通みとおしです。

「重点じゅうてん措置そち」の適用てきようは、東京とうきょうや大阪おおさかなど6都府県とふけんから、10の都府県とふけんに拡大かくだいされます。

政府せいふは、感染かんせんの再さい拡大かくだいを抑え込おさえこむため、午後ごご8時じまでの飲食いんしょく店てんへの営業えいぎょう時間じかんの短縮たんしゅく要請ようせいや、イベントの開催かいさい制限せいげん、それに、不要ふよう不急ふきゅうの外出がいしゅつや感染かんせん拡大かくだい地域ちいきとの往来おうらいの自粛じしゅくの呼よびかけなど対策たいさくを徹底てっていする方針ほうしんです。

加藤かとう官房かんぼう長官ちょうかん「実効じっこう性せいのある対策たいさく講こうじていきたい」

加藤かとう官房かんぼう長官ちょうかんは対策たいさく本部ほんぶのあと、総理そうり大臣だいじん官邸かんていで記者きしゃ団だんに対にたいし「午後ごご8時じまでの飲食いんしょく店てんへの営業えいぎょう時間じかんの短縮たんしゅくや、店舗てんぽの見回みまわり、高齢こうれい者しゃ施設しせつでの定期ていき的てきな検査けんさ、医療いりょう提供ていきょう体制たいせいの確保かくほなど、時間じかんや区域くいきを絞しぼって、実効じっこう性せいのある対策たいさくを講こうじていきたい」と述のべました。

一方いっぽう、記者きしゃ団だんが「感染かんせんは大おおきなうねりになっているのではないか」と質問しつもんしたのに対にたいし「全国ぜんこく的てきな急速きゅうそくな感染かんせん拡大かくだいとならないようにという意味いみで、それぞれの都道とどう府県ふけんに努力どりょくをいただいているし、国くにも一緒いっしょになって対応たいおうしていきたい」と述のべました。

また、分科ぶんか会かいで奈良ならや福岡ふくおかへの対応たいおうも求もとめられたことについて「それぞれの都道とどう府県ふけんとは、地域ちいきの感染かんせん状況じょうきょうや対応たいおうについて逐次ちくじ意見いけん交換こうかんし、情報じょうほうと認識にんしきの共有きょうゆう化かを図はかっており、引き続ひきつづき、緊張きんちょう感かんを持もって都道とどう府県ふけんとも連携れんけいを取とりながら対応たいおうしたい」と述のべました。

そして、愛媛えひめ県けんが重点じゅうてん措置そちの適用てきようを国くにに要請ようせいする検討けんとうに入はいったことについて「これまでも各かく知事ちじから要請ようせいがあれば、速すみやかな検討けんとうを行おこなってきた。引き続ひきつづき緊張きんちょう感かんを持もちながら、当該とうがい都道とどう府県ふけんともよく連携れんけいし、必要ひつような対策たいさくを機動きどう的てきに行おこないたい」と述のべました。

経団連けいだんれん古賀こが審議しんぎ員いん会かい議長ぎちょう「旅行りょこうや帰省きせい控ひかえるよう促うながすべき」

経団連けいだんれんの古賀こが信行のぶゆき審しん議員ぎいん会かい議長ぎちょうは記者きしゃ団だんに対にたいして「感染かんせんが拡大かくだいして1年ねん。むやみに動うごくな、集あつまるな、とりわけ飲食いんしょくを控ひかえろという、いわゆる3密みつは耳みみに残のこっていると思おもうが、大おおきな声こえを出だして呼よびかければ伝つたわるという段階だんかいかというときつい」と述のべ、政府せいふや自治体じちたいは感染かんせんを防ふせぐための呼よびかけをさらに工夫くふうすべきだという認識にんしきを改あらためて示しめしました。

また、大型おおがた連休れんきゅうを控ひかえる中なかで求もとめられる企業きぎょうの対応たいおうについて古賀こが議長ぎちょうは、「これまでの雰囲気ふんいきだと遠方えんぽうに長ながいバケーションに行いくのが定番ていばんだが、ことしは控ひかえる流ながれを作つくっていくことではないか」として、不要ふよう不急ふきゅうの旅行りょこうや帰省きせいなどを控ひかえるよう促うながすべきとの考かんがえを示しめしました。