九州北部から東北にかけての日本海側を中心に、雷を伴って激しい雨が降り、特に中国地方では1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれがあります。
7日夕方までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで、
▽中国地方で200ミリ
▽北陸と山口県で150ミリ
▽東海で120ミリ
▽九州北部と新潟県で100ミリ
▽東北と近畿で80ミリ
と、予想されています。
その後も断続的に雨雲がかかり、8日夕方までの24時間には、
▽中国地方と九州北部で100ミリから150ミリ
▽近畿で50ミリから100ミリの雨が降る見込みです。
前線は10日の土曜日ごろにかけて本州付近に停滞し、日本海側を中心に雨が続く見込みです。
北陸を中心に、これまでの雨で地盤が緩んでいるところがあることから、気象庁は土砂災害に警戒するとともに、低い土地の浸水や川の増水に十分注意するよう呼びかけています。
夜間、状況が急激に悪化するおそれもあり、自治体からの避難の情報や最新の気象情報に注意して、早めの避難や安全確保を心がけるようにしてください。