将棋の
藤井聡太七段が23
日、
八大タイトルの1つ「
王位戦」の
挑戦者を
決める対局に
臨み、
勝てば、
現在挑戦中の「
棋聖戦」に
続いて2つ
目のタイトル
挑戦が
決まります。
藤井聡太七段(17)は23
日、
東京の
将棋会館で
八大タイトルの1つ「
王位戦」の
挑戦者決定戦に
臨み、
叡王と
王座のタイトルを
持つ永瀬拓矢二冠(27)と
対局しています。
対局は午前10時に始まり、マスク姿で対局場に入った先手の藤井七段は、ふだん通りお茶を一口含んだあと、少し間を空けてから、飛車先の歩を突いていました。
2人は今月4日、棋聖戦の挑戦者を決めるトーナメントの決勝で戦ったばかりで、この時は藤井七段が勝って、自身初となるタイトル挑戦を史上最年少で決めています。
藤井七段は23日の対局に勝てば、来月1日から始まる王位戦の七番勝負に出場して木村一基王位(47)に挑むことになり、現在挑戦中の棋聖戦に続く、2つ目のタイトル挑戦が決まります。
対局は持ち時間がそれぞれ4時間で、23日夜、勝敗が決まる見込みです。