東京 三鷹市がDV=ドメスティック・バイオレンスの
被害者の
住所を
加害者に
誤って
知らせていたことがわかりました。
市は
被害者に
謝罪するとともに、
再発防止の
徹底に
努めるとしています。
三鷹市によりますと、DV
被害者の
現住所が
書かれた
戸籍の「
付票」は
交付が
制限されていて、
加害者が
請求を
行った
場合は、
画面にアラートが
表示され、
交付手続きを
止めることになっています。
しかし、ことし4月に加害者が請求を行った際には、対応した職員が「付票」ではなく、「戸籍謄本」が請求されたと勘違いして発行の手続きを進めました。
そのミスに気付いた審査を担当する職員が、改めて「付票」を発行するよう別の職員に指示すると、その職員はアラートが表示されたにもかかわらず、「付票」を印刷して交付してしまったということです。
今月18日に「住所が漏れたようだ」と被害者が市に訴え、確認したところ、誤って交付していたことがわかったということです。市は、ミスが重なったとして被害者に謝罪するとともに、チェック体制を強化し、再発防止の徹底に努めるとしています。