低気圧と
前線の
影響で、
西日本と
東日本では
太平洋側を
中心に4
日にかけて
局地的に
雷を
伴って
非常に
激しい雨が
降るおそれがあります。
7月1
日までの
大雨で
地盤が
緩んでいるところがあり、
気象庁は
土砂災害に
警戒するよう
呼びかけています。
気象庁によりますと低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、西日本を中心に大気の状態が不安定になっていて、九州南部に発達した雨雲がかかっています。
午前11時までの1時間に、鹿児島県が垂水市に設置した雨量計で31ミリの激しい雨を観測しました。
前線は4日にかけて西日本から東日本付近に停滞し、各地で激しい雨が降る見込みで、特に、▽西日本では4日昼前にかけて、▽東海では4日明け方から昼前にかけて、局地的に、雷を伴って1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれがあります。
4日朝までの24時間に降る雨の量は、▽九州南部と四国で250ミリ、▽九州北部と近畿で180ミリ、▽東海で150ミリ、▽関東甲信で100ミリと予想され、さらに、5日朝までの24時間には、▽九州南部と近畿、東海、それに関東甲信で100ミリから200ミリ、▽四国で100ミリから150ミリ、▽九州北部で50ミリから100ミリの雨が降る見込みです。
九州や東海、関東甲信では7月1日までの大雨で地盤が緩んでいるところがあり、土砂災害の危険性が高まるおそれがります。
気象庁は4日にかけて、土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に警戒するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風にも十分注意するよう呼びかけています。