来年の大会はことしの計画から1日前倒しした8月24日から13日間の日程で行われ、一部の競技で実施時間を調整した以外は、すべて同じ会場、同じ日程で実施されます。
開会式は8月24日、閉会式は9月5日で、いずれもオリンピックと同じ午後8時に始まります。
最初の日曜日となる大会6日目の8月29日は「ゴールデンサンデー」と位置づけ、日本に金メダルの期待がかかる車いすラグビーなど、期間中で最も多い63種目で決勝が行われます。
大会終盤には今大会から採用された新競技が行われ、テコンドーが9月2日から、バドミントンは9月4日から決勝が行われます。
また、子ども連れの家族にも観戦してもらおうと、22競技のうち18の競技で午後10時までに競技が終了するスケジュールとなっています。
購入済みのチケットはそのまま有効ですが、オリンピックと同様に、大会の延期によって観戦が難しくなった人のための払い戻しも、ことしの秋以降に行われます。
競技日程 詳細
大会組織委員会が発表した東京パラリンピックの新たな競技スケジュールの詳細です。
国立競技場で行われる「開会式」は8月24日。
「閉会式」は9月5日。
「陸上」は8月27日から9月4日です。
車いすのクラスの佐藤友祈選手に金メダルの期待がかかる男子400メートルは、初日の8月27日、男子1500メートルは29日に、それぞれ決勝が行われます。
「マラソン」は札幌で行われるオリンピックとは異なり、東京で行われます。
大会最終日の9月5日です。
視覚障害のクラスで女子の世界記録を持つ道下美里選手に注目です。
「卓球」は東京体育館で8月25日から9月3日。
東京大会で新たに採用された「バドミントン」は、国立代々木競技場で9月1日から大会最終日の5日。
おととしの世界選手権で初優勝し、金メダルの期待がかかる「車いすラグビー」も国立代々木競技場で8月25日から29日に行われます。
「柔道」は日本武道館で8月27日から29日。
「パワーリフティング」は東京国際フォーラムで8月26日から30日。
「馬術」は馬事公苑で8月26日から30日。
「車いすバスケットボール」は武蔵野の森総合スポーツプラザで8月25日から始まり、有明アリーナで女子決勝が9月4日、男子決勝が大会最終日の9月5日に行われます。
「ボッチャ」は有明体操競技場で8月28日から9月4日。
リオデジャネイロパラリンピックで日本が銀メダルを獲得した団体の決勝は、9月4日に行われます。
「車いすテニス」は有明テニスの森で8月27日から9月4日。
いずれもシングルスで金メダルを目指す国枝慎吾選手の男子決勝は9月4日、上地結衣選手の女子決勝は9月3日に行われます。
「トライアスロン」はお台場海浜公園で8月28日と29日。
「ブラインドサッカー」は青海アーバンスポーツパークで8月29日から始まり、9月4日に決勝が行われます。
海の森水上競技場では「カヌー」が9月2日から4日。
「ボート」が8月27日から29日。
「アーチェリー」は夢の島公園アーチェリー場で、8月27日から9月4日まで行われます。
「競泳」は東京アクアティクスセンターで8月25日から9月3日。
エースの木村敬一選手に金メダルの期待がかかる、男子100メートルバタフライ視覚障害のクラスの決勝は9月3日に行われます。
幕張メッセでは「シッティングバレーボール」が8月27日に始まり、9月4日に男子決勝、大会最終日の5日に女子決勝が行われます。
新たに採用された「テコンドー」は9月2日から4日。
「車いすフェンシング」は8月25日から29日。
「ゴールボール」は8月25日から始まり、9月3日に男女ともに決勝が行われます。
「射撃」は陸上自衛隊朝霞訓練場で8月30日から大会最終日の9月5日。
「自転車」は伊豆ベロドロームで行われる「トラック」が8月25日から28日、富士スピードウェイで行われる「ロード」は8月31日から9月3日です。