ことし1
月から3
月までの
GDP=
国内総生産の
新たな
改定値が
発表され、
年率に
換算した
実質の
伸び率はことし6
月の
改定値と
同じ水準の
マイナス2.2%となりました。
内閣府は、
最新の
統計を
反映したことし1
月から3
月までの
GDPの
新たな
改定値を
発表し、
物価の
変動を
除いた
実質の
伸び率は
前の3
か月と
比べて
マイナス0.6%、
年率に
換算すると、6
月に
発表された
改定値と
同じマイナス2.2%となります。
内閣府はその後、さらにくわしいデータを明らかにし、小数点第2位まで比べると6月のマイナス2.24%が、今回マイナス2.22%に改定されました。
これは、最新の統計を反映した結果、企業の設備投資が改定値段階のプラス1.9%からプラス1.7%に下方修正された一方で、GDPの計算でプラスに寄与する「企業の在庫」がわずかに上方修正されたためです。
内閣府は今月17日に、ことし4月から6月までのGDPの速報値を発表することにしていますが、民間の調査会社などは、緊急事態宣言による外出自粛の影響などを背景に、年率換算で落ち込み幅は20%を超え、リーマンショックを上回る記録的な落ち込みになると予測しています。