アメリカのフェイスブックは、5
日、
写真や
動画の
投稿アプリ「インスタグラム」に、
短い動画を
編集して
投稿する
新たな
機能を
追加したと
発表しました。
同じような
機能で
人気を
集める中国の
動画投稿アプリ「TikTok」に
対抗する
狙いが
あるとみられます。フェイスブックが、
傘下の
投稿アプリ「インスタグラム」に
追加したのは、「リール」と
呼ばれる
機能で、
利用者は15
秒間の
短い動画を
撮影、
編集し、
投稿できるということです。
フェイスブックは、声明のなかで、「すべての利用者が世界中の人々に作品を届けられるようになる」とコメントしています。
短い動画を撮影して投稿するアプリは、中国企業が提供する「TikTok」が先行し、世界各地で人気が高まっていて、フェイスブックとしては「リール」の追加によって、これに対抗する狙いがあるとみられます。
「TikTok」をめぐっては、個人情報が悪用されるとしてトランプ政権が懸念を示すなか、大手IT企業マイクロソフトが、アメリカでの事業の買収交渉を進めています。トランプ大統領は来月(9月)15日までに合意に達しなければ、国内での事業を禁止する考えを示していて、交渉の行方が注目されています。