映画「
幸福の
黄色いハンカチ」の
原作者として
知られる
アメリカの
小説家、ピート・ハミル
さんが、5
日、
亡くなりました。85
歳でした。ピート・ハミル
さんは、1935
年、ニューヨーク
市の
南部、ブルックリンで
生まれ、
地元紙の
記者や
編集者をへて、1968
年、
作家として
初めての
小説を
出版しました。
ニューヨークを舞台にした作品をはじめ、数多くの長編や短編小説を執筆し、ごく普通の人たちが織りなす日常や心情に光りをあてた「ニューヨーク・スケッチブック」などで人気を博しました。
また、山田洋次監督の映画、「幸福の黄色いハンカチ」の原作者としても知られています。
ハミルさんの弟、デニス・ハミルさんはアメリカ、ABCテレビに対し、ハミルさんが5日、腎不全などのため亡くなったことを明らかにしました。
訃報を受けて、ニューヨーク州のクオモ知事は、ツイッターに「ハミルさんは、卓越したジャーナリストや作家というだけではなく、ニューヨークの代弁者でした。かけがえのないニューヨーカーに別れを告げるときが来ましたが、彼の遺産と仕事は生き続けます」と投稿しました。