強い台風8
号は
東シナ海を
北寄りに
進んでいます。25
日は
沖縄・
奄美に
加えて
九州でも
風が
強まる見込みで、
気象庁は
強風や
高波に
十分注意するよう
呼びかけています。
気象庁によりますと、
強い台風8
号は
午前9
時には
東シナ海をゆっくりとした
速さで
北北西へ
進んでいます。
中心の気圧は965ヘクトパスカルで、中心付近の最大風速は40メートル、最大瞬間風速は55メートルで、中心の東側165キロ以内と西側130キロ以内では風速25メートル以上の暴風が吹いています。
台風は今後、非常に強い勢力に発達して東シナ海を北上し続け、26日には朝鮮半島に接近する見込みです。
九州でも海上を中心に次第に風が強まっていて、25日予想される最大風速は九州北部と奄美、沖縄で15メートルから18メートル、最大瞬間風速は25メートルから30メートルと予想されています。
波の高さは九州北部で6メートルと大しけになる見込みで、沖縄・奄美でも5メートルとしけが続くと予想されています。
また、台風の北上に伴って西日本の太平洋側に湿った空気が流れ込むため、九州や四国の太平洋側では、26日にかけて、激しい雨や非常に激しい雨が降るおそれがあります。
気象庁は、強風や高波に十分注意するとともに、急な激しい雨や落雷、竜巻などの激しい突風にも注意するよう呼びかけています。