政府は、
観光需要の
喚起策、「Go
Toトラベル」で
これまで
除外していた
東京都への
旅行と
都内に
住んでいる
人の
旅行を
来月1
日から
対象に
加える方針で11
日夕方、
専門家による
分科会を
開き、
開始の
是非や
感染防止策などについて
意見を
求めています。
新型コロナウイルス対策を検討する政府の分科会は、午後5時半すぎから始まり、西村経済再生担当大臣と加藤厚生労働大臣も出席しています。
この中で、西村大臣は、観光需要の喚起策、「Go Toトラベル」で、これまで除外していた東京都への旅行と都内に住んでいる人の旅行を来月1日から対象に加える政府の方針を示し、開始の是非や感染防止策などについて意見を求めました。
また、イベントの開催制限をめぐり、収容人数が1万人を超える会場で行われる、プロ野球やJリーグなどのイベントでは、これまでの収容人数の半分までとする制限を維持する一方で、参加人数5000人の上限は撤廃するなどとした緩和策についても見解を求めました。
一方、加藤大臣は、ワクチンの確保について、「来年前半までに、全国民に提供できるだけのワクチンの数量を確保すべく、取り組みたい」と述べました。