風疹は熱が出たり体に赤い発疹が出たりする病気で、ウイルスでうつります。妊娠している女性が風疹になると、赤ちゃんの目や耳、心臓に障害が出ることがあります。
今年は東京都やその周りの県などで風疹になる人が多くなっています。国の研究所によると、10月28日までに1692人が風疹になりました。
研究所は、妊娠している女性はワクチンの注射ができないため、女性は妊娠する前に2回ワクチンの注射をするように言っています。
今年風疹になった人の中で男性は1387人で、女性の4.5倍です。風疹になった男性の80%は30歳から59歳で、子どものときにワクチンの注射をしていない人が大勢います。