ウクライナ
情勢をめぐって、G7=
主要7
か国の
外相会合が、
林外務大臣も
出席して、ベルギーで
開かれました。ロシア
に対する追加制裁の
扱いなどが
議論され、
林大臣は、
日本の
制裁の
内容やウクライナ
支援について
説明したものとみられます。
ウクライナ情勢をめぐって、G7の緊急の外相会合が、ベルギーの首都ブリュッセルで日本時間の午後3時すぎから開かれ、林外務大臣も出席しました。
会合では、ロシア軍撤退後のウクライナの首都キーウ近郊などで多くの市民が殺害されているのが見つかったことを受け、ロシアへの追加制裁の扱いなどをめぐって議論が行われました。
林大臣は、金融や貿易の分野などで制裁を強めるとともに、ウクライナ支援で貢献していく日本の方針を説明したものとみられます。
そして、このあと、NATO=北大西洋条約機構と、韓国、オーストラリアといったパートナー国などとの外相会合に出席しています。
林大臣は、中国などを念頭に、ロシアの軍事侵攻は、ヨーロッパだけにとどまらず、インド太平洋地域を含めた国際秩序全体の根幹を揺るがすものだと重ねて訴え、NATOとパートナー国などとの連携を呼びかけているものとみられます。