5
年に1
度のフランス
大統領選挙は、
日本時間の10
日午後3
時から
投票が
始まりました。
今回の選挙では、ウクライナ情勢への対応に当たる現職のマクロン大統領が優勢とみられていましたが、燃料価格などの高騰への対応をめぐり、終盤になって極右政党や急進左派の候補が急速に支持を伸ばし、激しい追い上げを見せています。
フランス大統領選挙の投票は10日午前8時から、日本時間の10日午後3時からフランス各地のおよそ7万か所の投票所で一斉に始まりました。
今回の選挙には12人が立候補していて、8日夜の時点での各種世論調査の支持率の平均は
▽2期目を目指す現職の中道マクロン大統領が26%
▽極右政党のルペン前党首が23%
▽急進左派の政党のメランション下院議員が17%
などとなっています。
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が始まって以降、マクロン大統領はEU=ヨーロッパ連合の議長国として外交的な解決に力を尽くす一方、ロシアへの制裁の議論も主導し、支持を集めてきました。
しかし、燃料価格をはじめとした物価の高騰で所得の低い労働者層を中心に不満が高まり、経済対策や生活水準の向上を訴えるルペン候補が急速に支持を伸ばし、マクロン大統領に迫る勢いを見せています。
また、世論調査によりますと、30%程度の人が誰に投票するか決めておらず、有権者の動向が注目されます。
投票は日本時間の11日午前3時に締め切られ、即日開票されて11日朝には大勢が判明する見通しですが、過半数を得票する候補者がいなければ今月24日に決選投票が行われます。
投票率は25.48% 前回を3ポイント余下回る(現地 正午現在)
フランス
内務省によりますと、
正午現在、
日本時間の
午後7
時現在の
投票率は、25.48%となっていて、5
年前の
前回の
選挙を3ポイント
余り下回っています。
※2017年のフランス大統領選挙の正午現在の投票率(28.54%)
有力候補が次々に投票
フランス
大統領選挙は
日本時間の10
日午後から
投票が
始まり、
有力視されている
候補たちが
次々に
一票を
投じています。
このうち現職のマクロン大統領はブリジット夫人と自宅のある北部のルトゥケの投票所を訪れ、集まった支持者たちとあいさつを交わしたあと投票しました。
選挙戦終盤にマクロン大統領を激しく追い上げた極右政党のルペン前党首も党の地盤の一つの北部のエナン・ボーモンの投票所を訪れ、有権者との写真撮影に応じたあと投票しました。
また、急進左派のメランション下院議員もみずからの選挙区である南部マルセイユの投票所を訪れ、多くの報道陣のカメラの前で投票を済ませました。
有権者は
パリ16
区に
ある投票所では、
午前8
時の
投票開始時刻に
なると、
多くの
有権者が
訪れ、
次々に
票を
投じていました。
61歳の医師の男性は「世界におけるフランスの立場が大事です。いまは戦争が起きていて、私たちは単独でいるよりも多くの国とともに行動する方が国を守ることになると思う」と述べ、国際社会とともにウクライナ情勢に対応するマクロン大統領に投票したと話していました。
一方、83歳の女性は「貧しい人を助けるべきです。ウクライナの戦争でどの国も同じだと思いますが、物価があまりにも高すぎて買いたいものも買えず、誰もが豊かとはいえません」と話し、マクロン大統領ではなく経済対策を重視するほかの候補に投票したことを示唆していました。
また、20歳の大学生は外交の在り方について「候補者の中にはフランスを内向きにしようとしている人もいます。完全に孤立することは決して望ましくありません。孤立するのでもなく、ほかの国と完全に同調するのでもなく、バランスを取るべきです」と話し、NATOからの離脱などを訴える候補の主張に懸念を示していました。
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