일본어 뉴스: 日銀黒田総裁ウクライナ情勢影響“極めて不確実性高い”

日銀にちぎん黒田くろだ総裁そうさいウクライナ情勢じょうせい影響えいきょう“極きわめて不ふ確実かくじつ性せい高たかい”

Apr 11, 2022 11:04

Furigana

日銀にちぎんの黒田くろだ総裁そうさいは、11日にち開ひらいた支店してん長ちょう会議かいぎでロシアによるウクライナ侵攻しんこうが資源しげん価格かかくなどを通をつうじて、国内こくないの経済けいざいや物価ぶっかに及およぼす影響えいきょうについて、極きわめて不ふ確実かくじつ性せいが高たかいという認識にんしきを示しめしました。

日銀にちぎんは3か月かげつに一いち度ど、支店してん長ちょう会議かいぎを開ひらいていて、今回こんかいはおよそ2年ねんぶりに各かく支店してん長ちょうらが本店ほんてんに集あつまる形かたちで行おこなわれました。

この中なかで黒田くろだ総裁そうさいは景気けいきの現状げんじょうについて「新型しんがたコロナウイルスの影響えいきょうなどから一部いちぶに弱よわめの動うごきも見みられるが基調きちょうとしては持ち直もちなおしている」という見方みかたを改あらためて示しめしました。

そのうえで物価ぶっかの先行さきゆきについて「当面とうめん、エネルギー価格かかくが大幅おおはばに上昇じょうしょうし、原材料げんざいりょうコスト上昇じょうしょうの価格かかく転嫁てんかも進すすむもとでプラス幅はばをはっきりと拡大かくだいすると予想よそうされる。基調きちょう的てきな物価ぶっか上昇じょうしょう圧力あつりょくは高たかまっていく」と述のべ、物価ぶっかの上昇じょうしょう傾向けいこうが続つづくという見方みかたを示しめしました。

また、リスク要因よういんとして、変異へんい株かぶを含ふくむ新型しんがたコロナウイルスの感染かんせん動向どうこうに加くわえてウクライナ情勢じょうせいを挙あげ「国際こくさい金融きんゆう資本しほん市場しじょうや資源しげん価格かかく、海外かいがい経済けいざいの動向どうこうなどを通をつうじて、わが国わがくにの経済けいざい・物価ぶっかに及およぼす影響えいきょうは極きわめて不ふ確実かくじつ性せいが高たかい」という認識にんしきを示しめしました。