Báo tiếng Nhật: 【随時更新】ロシアウクライナに軍事侵攻（5月3日の動き）

ロシアによるウクライナに対にたいする軍事ぐんじ侵攻しんこうが続つづいています。

ウクライナの各地かくちでロシア軍ぐんとウクライナ軍ぐんが戦闘せんとうを続つづけていて、大勢たいせいの市民しみんが国外こくがいへ避難ひなんしています。戦闘せんとうの状況じょうきょうや関係かんけい各国かっこくの外交がいこうなどウクライナ情勢じょうせいをめぐる5月つき3日にち（日本にっぽん時間じかん）の動うごきを随時ずいじ更新こうしんでお伝おつたえします。

（日本にっぽんとウクライナ、ロシアのモスクワとは6時間じかんの時差じさがあります）

アゾフ大隊だいたい副ふく司令しれい官かん “製鉄せいてつ所しょの中なかに数すう百ひゃく人にんがいる”

ロシア軍ぐんと抗戦こうせんを続つづけるウクライナの「アゾフ大隊だいたい」の副ふく司令しれい官かんは2日にち、ロイター通信ろいた-つうしんのインタビューで、拠点きょてんとしている製鉄せいてつ所しょの中なかにおよそ20人にんの子こどもをはじめ、女性じょせいや高齢こうれい者しゃを含ふくむ数すう百ひゃく人にんがいると明あきらかにしました。

一方いっぽう、副ふく司令しれい官かんは「1日にちから2日にちにかけて艦隊かんたいなどからの砲撃ほうげきがあり、2日にちも一いち日にち中ちゅう、飛行機ひこうきが爆弾ばくだんを落おとしている」と述のべました。さらに攻撃こうげきで破壊はかいされたがれきの下したに人ひとが残のこされているとして、救出きゅうしゅつするための機材きざいが必要ひつようだと訴うったえました。

“ウクライナ東部とうぶ町まち全体ぜんたいで火災かさい” 今いまの被害ひがいをデジタル地図ちずに

東京とうきょう大学だいがく大学院だいがくいんの渡邉わたなべ英徳ひでのり教授きょうじゅの研究けんきゅうチームは、アメリカやヨーロッパの政府せいふ機関きかんや企業きぎょうなどが撮影さつえいしている衛星えいせい画像がぞうなどを収集しゅうしゅうして正確せいかくな位置いちを割り出わりだし、今回こんかいの軍事ぐんじ侵攻しんこうに際にさいし、どこで何なにが起おきたか伝つたえるデジタルの地図ちずを作つくり、インターネットで公開こうかいしています。

渡邉わたなべ教授きょうじゅによりますと、人工じんこう衛星えいせいから赤外線せきがいせんを使つかって収集しゅうしゅうしたデータをもとに火災かさいの発生はっせい状況じょうきょうをみると、東部とうぶルハンシク州しゅうのポパスナやルビージュネなどの都市としで、ロシア軍ぐんの攻撃こうげきとみられる火災かさいがこの1か月かげつ、相次あいついで起おきていて、攻撃こうげきが激化げきかしている様子ようすが確認かくにんできるということです。

また、ウクライナ第だい2の都市としハルキウに近ちかい小ちいさな集落しゅうらくでもほとんどの住宅じゅうたくで火災かさいが起おきていて、渡邉わたなべ教授きょうじゅは「軍事ぐんじ目標もくひょうとはいえない集落しゅうらくがロシア軍ぐんに無む差別さべつに攻撃こうげきされている。町まち全体ぜんたいを焼やき尽つくそうとしていて、人道じんどうを全まったく配慮はいりょしていない、せん滅せんめつ戦せんを行おこなっている印象いんしょうだ」と指摘してきしました。

そのうえで、渡邉わたなべ教授きょうじゅは「特定とくていの都市としだけでなく、報道ほうどうでは注目ちゅうもくされていない地域ちいきも攻撃こうげきを受うけ、戦場せんじょうになっていることを、デジタル地図ちずを通をつうじて知しってほしい」と話はなしていました。

ゼレンスキー大統領だいとうりょう「避難ひなんの計画けいかく続つづいている」

ウクライナのゼレンスキー大統領だいとうりょうは2日にち、ビデオメッセージを公開こうかいし「私わたしたちは、マリウポリから住民じゅうみんを救すくうためにできるかぎりのことをする。避難ひなんの計画けいかくは続つづいていて、あすはベルジャンシクなどからの人道じんどう回廊かいろうも計画けいかくされている」と述のべ、3日にちにもマリウポリや周辺しゅうへんの地域ちいきからの避難ひなんが計画けいかくされていると説明せつめいしました。

一方いっぽう、南部なんぶのオデーサで2日にち、ロシア軍ぐんによるミサイル攻撃こうげきがあり、寮りょうが破壊はかいされて14歳さいの少年しょうねんが死亡しぼうし、17歳さいの少女しょうじょがけがをしたと明あきらかにしたうえで「子こどもたちや寮りょうが、ロシアにとって脅威きょういになっているというのか」と怒いかりをにじませました。

米べい大使たいし “ロシアがウクライナ東部とうぶ併合へいごうを計画けいかく”

OSCE＝ヨーロッパ安全あんぜん保障ほしょう協力きょうりょく機構きこうを担当たんとうするアメリカのカーペンター大使たいしは2日にち、国務省こくむしょうで会見かいけんし、親しんロシア派はが事実じじつ上じょう支配しはいしているウクライナ東部とうぶのドネツク州しゅうとルハンシク州しゅうの一部いちぶの地域ちいきについて「最新さいしんの報告ほうこくによると、ロシアが併合へいごうを試こころみようとすると考かんがえられる。5月つき半なかばにロシアへの編入へんにゅうの賛否さんぴを問とう住民じゅうみん投票とうひょうを行おこなう計画けいかくもあるということだ」と述のべました。情報じょうほう源げんなどは明あきらかにできないとしながらも「報告ほうこくは非常ひじょうに信頼しんらいできるものだ」としています。

さらにカーペンター大使たいしはロシアが掌握しょうあくしたと主張しゅちょうしている南部なんぶのヘルソンでも同様どうようの計画けいかくがあると指摘してきしたうえで「このような見みせかけの住民じゅうみん投票とうひょうは正当せいとうなものとは認みとめられず、ウクライナの領土りょうどを併合へいごうしようとする試こころみにも正当せいとう性せいはない」と述のべました。

マリウポリアゾフスターリ製鉄せいてつ所しょから黒くろ煙けむり立ち上たちのぼる

ウクライナ東部とうぶのマリウポリにあるアゾフスターリ製鉄せいてつ所しょで、2日にちに撮影さつえいされた映像えいぞうでは、製鉄せいてつ所しょから黒くろい煙けむりが立ち上たちのぼり、何なにかが爆発ばくはつするような音おとが一帯いったいに鳴り響なりひびいている様子ようすが確認かくにんできます。

この前日ぜんじつの5月つき1日にちには、およそ100人にんが製鉄せいてつ所しょから避難ひなんし、ゼレンスキー大統領だいとうりょうは、2日にちも避難ひなんが行おこなわれる予定よていだとしていましたが、マリウポリでロシア軍ぐんと抗戦こうせんを続つづけている部隊ぶたいの担当たんとう者しゃは、現地げんちテレビ局てれびきょくのインタビューで「製鉄せいてつ所しょから最初さいしょの市民しみんが避難ひなんし終おわると、ロシア軍ぐんはあらゆる武器ぶきを使つかって攻撃こうげきを再開さいかいした」と述のべていました。

米べい国防こくぼう総省そうしょう高官こうかん「ロシア軍ぐんの前進ぜんしんわずかにとどまる」

アメリカ国防こくぼう総省そうしょうの高官こうかんは2日にち、ウクライナ東部とうぶでのロシア軍ぐんの動うごきについて、ハルキウ州しゅうのイジュームの東側ひがしがわなどで前進ぜんしんしたものの、わずかにとどまっているという見方みかたを示しめしました。

そのうえでロシア軍ぐんは、指揮しき系統けいとうや、作戦さくせんに必要ひつような物資ぶっしの維持いじに依然いぜんとして問題もんだいを抱かかえているほか多おおくの部隊ぶたいで士気しきの低下ていかに悩なやまされていると分析ぶんせきしています。さらに「地上ちじょうでの動うごきは非常ひじょうに用心深ようじんぶかく、率直そっちょくに言いって貧弱ひんじゃくとしか言いいようがない例れいもある」と述のべ、ロシア軍ぐんの部隊ぶたいに戦闘せんとうでの危険きけんや犠牲ぎせいを避さける傾向けいこうがみられるとしています。

一方いっぽう、ロシア軍ぐんに対にたいするウクライナ側がわの抵抗ていこうも続つづいていて第だい2の都市とし、ハルキウの周辺しゅうへんに展開てんかいしていたロシア軍ぐんの部隊ぶたいが、東ひがしにおよそ40キロの地点ちてんまで押し返おしかえされたということです。

この高官こうかんは、ロシア軍ぐんがハルキウを掌握しょうあくし、そこを足あしがかりとして東部とうぶ地域ちいきへの攻勢こうせいを強つよめたいと考かんがえていたという見方みかたを示しめし「ウクライナ側がわがそれを難むずかしくした」と述のべました。

さらに、軍事ぐんじ侵攻しんこうが始はじまって以降いこう、これまでに2125発はつを超こえるミサイルがロシア軍ぐんにより発射はっしゃされたと明あきらかにし、マリウポリなど東部とうぶでは現在げんざいも空爆くうばくが続つづいているという認識にんしきを示しめしました。

このほかこの高官こうかんは、ロシア軍ぐんの制服せいふく組ぐみトップのゲラシモフ参謀さんぼう総長そうちょうが先週せんしゅう、数すう日間にちかんにわたってウクライナ東部とうぶを訪おとずれたのを確認かくにんしたと明あきらかにしました。高官こうかんは、ゲラシモフ参謀さんぼう総長そうちょうがすでにロシアに戻もどっているとしたうえで「ウクライナ東部とうぶで何なにが起おこっているのか、自分じぶん自身じしんで確認かくにんするための訪問ほうもんだった可能かのう性せいがある」と述のべました。

ウクライナ外相がいしょうマリウポリからの市民しみんの避難ひなん「すべてがぜい弱ぜいじゃく」

ウクライナのクレバ外相がいしょうは2日にち、首都しゅとキーウで行おこなわれた記者きしゃ会見かいけんで、マリウポリにあるアゾフスターリ製鉄せいてつ所しょからの市民しみんの避難ひなんについて「国連こくれんとICRC＝赤十字せきじゅうじ国際こくさい委員いいん会かいによる絶え間たえまない努力どりょくを称賛しょうさんする。しかし、すべてがぜい弱ぜいじゃくで、いつ崩壊ほうかいしてもおかしくない」と述のべ、避難ひなんが順調じゅんちょうに進すすむのか、予断よだんを許ゆるさない状況じょうきょうだという見方みかたを示しめしました。

そのうえで「今回こんかいの避難ひなんは市民しみんを対象たいしょうとしており、大だいけがをした兵士へいしなどウクライナを守まもる人ひとたちは残のこされたままだ。爆撃ばくげきを続つづけるロシア軍ぐんに彼かれらの命いのちを委ゆだねてはならない。われわれはマリウポリで1人にんでも多おおくの命いのちを救すくう努力どりょくをする」と述のべ、市民しみんと合あわせてけがをした兵士へいしの避難ひなんも進すすめるべきだと訴うったえました。

英えい首相しゅしょう 3日にちにウクライナ議会ぎかいでオンライン演説えんぜつへ

ジョンソン首相しゅしょうは3日にち、ロシアによるウクライナへの軍事ぐんじ侵攻しんこうが始はじまって以来いらい、首脳しゅのうとしては初はじめて、ウクライナ議会ぎかいでオンラインによる演説えんぜつを行おこない、さらなる軍事ぐんじ支援しえんなどを表明ひょうめいすることにしています。

ジョンソン首相しゅしょうは演説えんぜつの中なかで、電磁波でんじはをめぐる作戦さくせん「電子でんし戦せん」に対応たいおうできる装備そうびやGPSの電波でんぱを妨害ぼうがいするシステムなどを含ふくむ3億おくポンド相当そうとう、日本にっぽん円えんで、およそ490億おく円えん相当そうとうの軍事ぐんじ支援しえんを表明ひょうめいするほか、ウクライナ政府せいふから要望ようぼうがあった物資ぶっしを運はこぶための無人むじん航空こうくう機きや、市民しみんを避難ひなんさせるためなどに使つかわれる特別とくべつ仕様しようの車両しゃりょうを近ちかく提供ていきょうすることも明あきらかにします。

またジョンソン首相しゅしょうは、第だい2次じ世界せかい大戦たいせん中ちゅうにイギリスがナチス・ドイツによる侵攻しんこうの脅威きょういにさらされていた時とき、国民こくみんに結束けっそくを呼よびかけた当時とうじのチャーチル首相しゅしょうのことばを引用いんようし「今いまこそが、ウクライナにとって、最もっとも輝かがやかしい時ときだ。自由じゆうであり続つづけようとする人々ひとびとの道義どうぎ的てきな力ちからに対にたいして、侵略しんりゃく者しゃの暴力ぼうりょくは何なにの価値かちもないことをウクライナは世界せかいに示しめした」などと呼よびかけることにしています。

ウクライナの隣国りんごくモルドバ市民しみんの間まに不安ふあんが広ひろがる

モルドバの沿ドニエストル地方ちほうは、1990年ねんにモルドバからの独立どくりつを一方いっぽう的てきに宣言せんげんし、ロシア軍ぐんが駐留ちゅうりゅうするなど、ロシアの強つよい影響えいきょう下かに置おかれています。

モルドバ政府せいふなどによりますと、沿ドニエストル地方ちほうでは先月せんげつ、2つの電波でんぱ塔とうが破壊はかいされたほか、軍ぐんの施設しせつでも爆発ばくはつが起おき、モルドバ政府せいふはロシア寄よりの地元じもと当局とうきょくなどによる自作じさく自演じえんの可能かのう性せいを示唆しさしロシアへの警戒けいかいを高たかめています。

モルドバ東部とうぶの町まちと沿ドニエストル地方ちほうの境界きょうかい周辺しゅうへんでは1日にち、緑色りょくしょくのネットで囲かこった戦車せんしゃが配置はいちされ、ロシア軍ぐんの兵士へいしが警戒けいかいにあたっていました。

“子こどもの犠牲ぎせい少すくなくとも219人にん” 地元じもと検察けんさつ当局とうきょく（2日にち時点じてん）

ロシアによるウクライナへの軍事ぐんじ侵攻しんこうで犠牲ぎせいになる子こどもが増ふえ続つづけていて、ウクライナの検察けんさつ当局とうきょくは、2日にちの時点じてんで少すくなくとも219人にんの子こどもが死亡しぼうしたと発表はっぴょうしました。また、少すくなくとも405人にんがけがをしたとしています。

死傷ししょうした子こどもが最もっとも多おおいのは東部とうぶドネツク州しゅうで139人にん、次ついで首都しゅとがあるキーウ州しゅうで115人にん、東部とうぶハルキウ州しゅうで95人にん、北部ほくぶチェルニヒウ州しゅうで68人にんなどとなっています。

また爆撃ばくげきや砲撃ほうげきによる被害ひがいを受うけた学校がっこうなどの教育きょういく施設しせつは1570にのぼり、このうち111の施設しせつは完全かんぜんに破壊はかいされたということです。

一方いっぽう、国連こくれん人権じんけん高等こうとう弁務べんむ官かん事務所じむしょは、ロシアによる軍事ぐんじ侵攻しんこうが始はじまった、ことし2月つき24日にちから今月こんげつ1日にちまでに、ウクライナで少すくなくとも3153人にんの市民しみんが死亡しぼうしたと発表はっぴょうしました。このうち226人にんは子こどもだとしています。

地域ちいき別べつでみると、東部とうぶのドネツク州しゅうとルハンシク州しゅうで1638人にん、キーウ州しゅうや東部とうぶのハルキウ州しゅう、北部ほくぶのチェルニヒウ州しゅう、南部なんぶのヘルソン州しゅうなどで1515人にんの死亡しぼうが確認かくにんされているということです。

また、けがをした市民しみんは3316人にんにのぼるとしています。

一方いっぽう、国連こくれん人権じんけん高等こうとう弁務べんむ官かん事務所じむしょは東部とうぶのマリウポリなど激はげしい攻撃こうげきを受うけている地域ちいきでの死傷ししょう者しゃの数かずについては集計しゅうけいが遅おくれていたり、確認かくにんがまだ取とれていなかったりして統計とうけいには含ふくまれておらず、実際じっさいの死傷ししょう者しゃの数かずはこれを大おおきく上回うわまわるとの見方みかたを示しめしています。

避難ひなんルートの村むらマリウポリの製鉄せいてつ所しょから避難ひなん車両しゃりょうが次々つぎつぎに到着とうちゃく

東部とうぶマリウポリのアゾフスターリ製鉄せいてつ所しょから市民しみんをザポリージャに避難ひなんさせるルートにある村むらで撮影さつえいされた映像えいぞうでは、赤十字せきじゅうじのマークがついた車両しゃりょうに先導せんどうされて、市民しみんを乗のせたバスが次々つぎつぎと到着とうちゃくしています。

車内しゃないに座すわる複数ふくすうの人ひとの姿すがたが確認かくにんできるほか、大おおきな荷物にもつを持もっている人ひともいて、乗客じょうきゃくのなかには、子こどもや高齢こうれい者しゃの姿すがたも見みられます。

製鉄せいてつ所しょから避難ひなんしたという37歳さいの女性じょせいは「ロシア軍ぐんは地下ちかシェルターの近ちかくを激はげしく砲撃ほうげきし続つづけていました。シェルターの中なかは酸素さんそが十分じゅうぶんではありませんでしたが、新鮮しんせんな空気くうきを吸すうために外そとに出でるのも怖こわかったです。生き残いきのこることができないかもしれないと思おもいました」と話はなしています。

また44歳さいの女性じょせいは「地下ちかシェルターでの避難ひなんは数すう日にち程度ていどだと思おもっていて、2月つき24日にちからずっとそこにとどまることになるとは思おもいませんでした」と話はなしています。

ロシア外相がいしょう「ヒトラーにもユダヤ人じんの血ち」発言はつげんにイスラエル反発はんぱつ

イスラエルのベネット首相しゅしょうは2日にちに声明せいめいを発表はっぴょうし「発言はつげんの内容ないようは事実じじつではなく、その意図いとも正ただしくない。今日きょうのいかなる戦争せんそうもホロコーストと比較ひかくすることはできない。ホロコーストを政治せいじ的てきに利用りようするのは直ただちにやめるべきだ」と強つよく反発はんぱつし、イスラエル政府せいふはイスラエルに駐在ちゅうざいするロシア大使たいしを呼よんで謝罪しゃざいを求もとめました。

ラブロフ外相がいしょうの発言はつげんをめぐっては、ドイツ国内こくないからも「荒唐こうとう無稽むけいだ」などと非難ひなんする声こえが上あがっています。

「米べい大統領だいとうりょう夫人ふじんウクライナ隣国りんごくを訪問ほうもんへ」と発表はっぴょう

アメリカのホワイトハウスは2日にちに声明せいめいを発表はっぴょうし、ファースト・レディーのジル・バイデン大統領だいとうりょう夫人ふじんが今週こんしゅう5日にちから9日にちまでの日程にっていで、ウクライナの隣国りんごく、ルーマニアとスロバキアを訪問ほうもんすると発表はっぴょうしました。

このうち8日にちの「母ははの日ひ」には、スロバキアでウクライナから避難ひなんしてきた家族かぞくと面会めんかいする予定よていだということです。ルーマニアとスロバキアは、いずれもNATO＝北大ほくだい西洋せいよう条約じょうやく機構きこうの加盟かめい国こくで、ウクライナからの避難ひなん民みんも受け入うけいれていて、ジル夫人ふじんは両国りょうこくの政府せいふ関係かんけい者しゃなどとの会合かいごうにも出席しゅっせきするということです。

アメリカ政府せいふとしては、先月せんげつブリンケン国務こくむ長官ちょうかんやオースティン国防こくぼう長官ちょうかんを相次あいついでウクライナなどに派遣はけんしたのに続つづいて、ジル夫人ふじんも周辺しゅうへん国こくを訪問ほうもんすることで、ウクライナや周辺しゅうへん国こくとの結束けっそくをアピールするねらいがあると見みられます。