일본어 뉴스: “家庭の電気料金約2割抑制へ” 政府の総合経済対策案

“家庭かていの電気でんき料金りょうきん約やく2割わり抑制よくせいへ” 政府せいふの総合そうごう経済けいざい対策たいさく案あん

Oct 26, 2022 18:10

Furigana

物価ぶっか高だかや円えん安やすなどを受うけ、政府せいふが28日にちに策定さくていする総合そうごう経済けいざい対策たいさくの案あんがまとまりました。電気でんき料金りょうきんの負担ふたんを緩和かんわする支援しえん制度せいどでは、電力でんりょくの使用しよう量りょうに応おうじて家庭かていに請求せいきゅうされる料金りょうきんを来年らいねん1月つきから1キロワットアワー当あたり7円えん補助ほじょし、およそ2割わり抑制よくせいするとしています。

政府せいふが26日にち、自民じみん・公明こうめい両りょう党とうの会合かいごうで、それぞれ示しめした総合そうごう経済けいざい対策たいさくの案あんによりますと、電気でんき料金りょうきんの負担ふたんを緩和かんわする支援しえん制度せいどでは、電力でんりょくの使用しよう量りょうに応おうじて各かく家庭かていに請求せいきゅうされる料金りょうきんを、来年らいねん1月つきから1キロワットアワー当あたり7円えん補助ほじょし、およそ2割わり抑制よくせいするとしています。

また、企業きぎょう向むけでは、家庭かてい向むけの半額はんがくとなる1キロワットアワー当あたり3.5円えんを補助ほじょし、家庭かてい、企業きぎょう向むけ、いずれの支援しえん制度せいども、脱だつ炭素たんその流ながれに逆行ぎゃっこうしないよう、来年らいねん9月つきには負担ふたんの緩和かんわの幅はばを縮小しゅくしょうするとしています。

また、都市としガスの料金りょうきん負担ふたんも軽減けいげんするため、家庭かていや企業きぎょうに対にたいし、1立方メートルりっぽうめ-とる当あたり30円えんの支援しえんを行おこなうとしています。

ガソリンなどの燃料ねんりょう価格かかくの上昇じょうしょうを抑おさえるため、石油せきゆ元売もとうり各社かくしゃに支給しきゅうしている補助ほじょ金きんについては、年末ねんまつとなっている期限きげんを延長えんちょうし、来年度らいねんどの前半ぜんはんまで補助ほじょ額がくを調整ちょうせいしながら継続けいぞくする方針ほうしんです。

一方いっぽう、子こどもに関かかわる分野ぶんやでは、妊娠にんしんから出産しゅっさん、子育こそだてまで一貫いっかんした支援しえんを充実じゅうじつさせようと、0歳さいから2歳さいの子こどもがいる世帯せたいなどを対象たいしょうに、育児いくじ用品ようひんの購入こうにゅうなどの負担ふたんを軽減けいげんするため、合あわせて10万まん円えん相当そうとうの経済けいざい的てき支援しえんを行おこなうとしています。

そして、経済けいざい的てき支援しえんを継続けいぞく的てきなものにするため、安定あんてい財源ざいげんの確保かくほを検討けんとうしていくとしています。

総合そうごう経済けいざい対策たいさくの案あんは、自民じみん・公明こうめい両りょう党とう、いずれの会合かいごうでも大筋おおすじで了承りょうしょうされ政府せいふは、実行じっこうに移うつすための歳出さいしゅつの規模きぼと合あわせて、28日にち、正式せいしきに対策たいさくとして決定けっていすることにしています。

松野まつの官房かんぼう長官ちょうかん「変化へんかに切れ目きれめなく対応たいおう」

松野まつの官房かんぼう長官ちょうかんは、午後ごごの記者きしゃ会見かいけんで「電気でんき料金りょうきん負担ふたんの激変げきへん緩和かんわ措置そちを含ふくめ足元あしもとの物価ぶっか高騰こうとうなど経済けいざい情勢じょうせいの変化へんかに切れ目きれめなく対応たいおうし、『新あたらしい資本しほん主義しゅぎ』の加速かそくにより日本にっぽん経済けいざいを再生さいせいするため、物価ぶっか高だかや円えん安やすへの対応たいおう、構造こうぞう的てきな賃上ちんあげ、成長せいちょうのための投資とうしと改革かいかくを重点じゅうてん分野ぶんやとした総合そうごう的てきな対策たいさくとしていきたい」と述のべました。