ジャカルタ
アジア大会の
閉幕を
前に、インドネシアのジョコ
大統領は
IOC=
国際オリンピック
委員会のバッハ
会長と
会談し、2032
年の
夏のオリンピックの
招致に
前向きに
取り組んで
いく考えを
表明しました。インドネシアでは、
先月18
日からジャカルタで
4年に
1度の
アジア大会が
開催されていて、
2日に
閉幕します。
IOCによりますと、インドネシアのジョコ大統領は1日、閉会式に出席のため、インドネシア入りしているバッハ会長と会談し、「アジア大会の開催国としてすばらしい経験をした。私たちは最も大きなスポーツ大会のホストになることができると信じている」と述べて、2032年の夏のオリンピックの招致に前向きに取り組んでいく考えを表明したということです。
これに対して、バッハ会長は「アジア大会の大きな成功は、オリンピックの運営もつつがなくできるということを示した。今後のいい材料になる」というコメントを出し、招致の動きを歓迎しました。
夏のオリンピックをめぐっては、2024年大会の招致で巨額の開催費用を懸念した立候補都市が相次いで撤退したことから、2024年大会と2028年大会の開催地を同時に決定する異例の対応を取った経緯があり、2032年大会以降のオリンピック招致がどう進むか注目されています。