北海道で
震度7の
揺れを
観測する
地震が
発生してから
余震とみられる
地震が
相次ぎ、
体に
揺れを
感じる地震は
およそ240
回観測されています。
気象庁は「
今後1週間ほどは
震度5弱程度か
それ以上の
揺れに
注意してほしい」と
呼びかけています。
今月6日、
北海道胆振地方を
震源とする
震度7の
揺れを
観測した
地震の
発生から
1週間の13
日、
気象庁は
会見を
開きました。
この中で松森敏幸地震津波監視課長は「震度7程度の地震が発生するおそれは当初に比べて低くなった。地震の発生数は緩やかに減少しているものの、地震活動は依然として活発な状態で、今後1週間ほどは震度5弱程度かそれ以上の揺れに注意してほしい」と呼びかけました。
また、はじめの地震の発生直後、震度の情報が得られなかった地域の地震についてデータを精査した結果、6日の午前6時11分の地震では厚真町とむかわ町で震度5弱の揺れを観測していたことが確認されたということです。
最初の地震のあと、13日午前9時までに体に揺れを感じる地震はあわせて238回に達しています。このほか、今回の地震の震源の周辺には石狩低地東縁断層帯があることを踏まえ、松森課長は「今回の地震が断層帯に影響を与えた可能性は否定できない。今後、強い揺れを伴う地震がいつ発生してもおかしくないため、家具の固定などよりいっそうの備えを進めて欲しい」と呼びかけました。