일본어 뉴스: 慣用句の「なし崩し」６割超が別の意味で使用

慣用かんよう句くの「なし崩なしくずし」６ろく割わり超ちょうが別べつの意味いみで使用しよう

Sep 27, 2018 05:09

Furigana

「なし崩なしくずし」という慣用かんよう句くを本来ほんらいの「少すこしずつ返かえしていく」でなく、「なかったことにする」という意味いみで使つかっている人ひとが６ろく割わりを超こえることが文化庁ぶんかちょうの調査ちょうさでわかりました。この調査ちょうさは慣用かんよう句くの使つかわれ方かたの変化へんかを把握はあくするため、文化庁ぶんかちょうが毎年まいとし、行おこなっていて、今回こんかいは16歳さい以上いじょうの男女だんじょ、2022人にんから回答かいとうを得えました。

このなかで、「なし崩なしくずし」という慣用かんよう句くについて、意味いみを尋たずねたところ、本来ほんらいの借金しゃっきんなどを「少すこしずつ返かえしていく」という意味いみで使つかっている人ひとは19.5％にとどまった一方いっぽう、「なかったことにする」という意味いみで使つかっている人ひとは65.6％に上のぼりました。

また、「檄げきをとばす」を本来ほんらいの「自分じぶんの主張しゅちょうや考かんがえを広ひろく人々ひとびとに知しらせて同意どういを求もとめる」という意味いみで使つかう人ひとは22.1％で、「元気げんきのない者ものに刺激しげきを与あたえて活気かっきを与あたえる」という意味いみで使つかう人ひとは67.4％に上のぼりました。