6日午前、
福岡県苅田町で、
祭りで
使われる
山車の
上で
作業をしていた
男性が、
倒れた
木の
柱と
山車に
挟まれ
死亡しました。
警察は
台風による
強風で
柱が
倒れたとみて、
詳しい状況を
調べています。
6日午前10
時15
分ごろ、
福岡県苅田町で
高さおよそ5メートル、
長さが13メートルほど
ある山車に
取り付けられた、
木の
柱が
倒れました。
この事故で、山車の上で作業していた男性が、倒れた柱と山車の間に挟まれ、病院に運ばれましたが、およそ4時間半後に死亡しました。
警察によりますと、死亡したのは近くに住む60代の男性とみられるということです。
この山車は、苅田町で行われる秋祭り「苅田山笠」で使われることになっていて、男性は高さおよそ4メートルの場所で山車の飾りつけ作業を行っていたということです。
当時、現場にいた別の男性は「作業を始めた午前7時ごろは、風はあまり吹いていなかったが、事故があった時には、強い風が吹いていた」と話していました。
福岡管区気象台によりますと、現場からおよそ7キロ離れた行橋市では、午前10時に14.6メートルの風速を観測したということです。
警察は台風による強風で柱が倒れたとみて、詳しい状況を調べています。