11
日午前、
沖縄県の
尖閣諸島の
沖合で、
中国海警局の
船2
隻が
日本の
領海に
侵入し、
その後、
日本の
漁船に
接近する
動きを
繰り返し
見せているということです。
海上保安本部は周囲に巡視船を配備し、警戒を強めています。第11管区海上保安本部によりますと、日本の領海のすぐ外側にある接続水域を航行していた中国海警局の船3隻のうち2隻が、11日午前11時前、尖閣諸島の大正島の沖合で、日本の領海に侵入しました。
2隻は、午後3時現在、大正島の南およそ8キロから南南西11キロの海上を航行したり、とどまったりしているということです。
2隻は日本の漁船が日本の領海に入ったところで接近する動きを見せ、その後も領海内で、繰り返し、漁船に接近しようとしているということです。
海上保安本部は周囲に巡視船を配備し、2隻に対し、直ちに領海から出るよう警告を行うなど警戒を強めています。
尖閣諸島の沖合で中国海警局の船が領海に侵入したのは、8月28日以来でことしに入って18回目です。
政府が官邸対策室
沖縄県の尖閣諸島の沖合で、中国海警局の船2隻が、日本の領海に侵入したことが確認され、政府は、総理大臣官邸の危機管理センターに設置している「情報連絡室」を、午前10時47分に、「官邸対策室」に切り替えて、情報収集と警戒監視にあたっています。