9
月、
相模原市で79
歳の
男性が
軽乗用車で
歩道などを
走行し、
検挙されていたことが
警察への
取材でわかりました。
その様子は
付近の
防犯カメラに
写っていて
一時、
時速30
キロほどが
出ていたとみられるということです。9
月8
日の
昼すぎ、
相模原市緑区で
歩道を
走る軽乗用車が
目撃され、
警察が
調べたところ
市の
施設や
商店などが
ある1
周800
メートルほどの
区画を
歩道や
敷地内を
走りながら2
周していたことがわかったということです。
その様子は付近の防犯カメラに写っていて一時、時速30キロほどが出ていたとみられています。
警察によりますと運転していたのは東京・町田市に住む79歳の男性で、「道に迷った。途中で歩道だと気付いたが、ガードパイプがあって車道に出られなかった」などと説明したということです。
これまでに認知機能の低下が指摘されたことはなかったということですが、男性は反則切符を交付されて反則金を納めたあと家族の説得などもあって運転免許を自主返納したということです。
高齢ドライバーによる事故は依然として各地で後を絶たず、警察は「一歩間違えれば事故が起き死傷者が出かねなかった。高齢になると、道に迷うなどふだんと違う状況下で判断力が低下することがある。認知機能の低下がなくても運転には慎重を期すとともに大きな事故を起こす前に免許の返納も検討してほしい」としています。