ロシアが、ウクライナの
東部や
南部の4つの
州を
一方的に
併合しようとしていることをめぐり、
国連総会の
緊急特別会合が
来週、
開かれることが
決まりました。
国連の安全保障理事会では9月30日、親ロシア派の勢力がウクライナの東部や南部の4つの州で行った「住民投票」だとする活動について、違法行為だと非難しました。
そのうえで、ロシアによる領土の変更の根拠にすることはできないなどとした決議案の採決が行われましたが、ロシアが拒否権を行使して、決議案は否決されました。
これを受けてウクライナとアルバニアが、国連総会の緊急特別会合の開催を要請し、10月10日から開かれることが決まりました。
会合には、すべての国連加盟国が参加でき、各国の代表による演説が数日間行われ、ウクライナの4つの州を一方的に併合しようとしているロシアの行為は認められないなどと非難する決議案の採決が行われる見通しです。
欧米各国としては、国連総会で決議案を採択し、ロシアへの圧力を強めたい考えで、今回の会合で決議案にどの程度の支持が集まるのかが焦点です。
ゼレンスキー大統領 “一方的な併合は無効”大統領令に署名
ウクライナの
大統領府は4
日、ゼレンスキー
大統領がロシアによるウクライナの
領土の
一方的な
併合は
無効だとする
大統領令に
署名したと
発表しました。
この中でゼレンスキー大統領は、ウクライナの主権と領土の保全は、国際的に認められた国境線に基づき、不可分かつ不可侵であると指摘しています。
そのうえで、ウクライナの主権はその領土全域に及んでいるとして、ロシアによる一方的な併合は無効だとし、改めてロシア側を強くけん制しました。
イタリア議会 第1党の党首「ロシアの併合宣言は価値ない」
先月のイタリア
議会選挙の
結果、
上下両院で
第1
党となった
右派政党「イタリアの
同胞」のメローニ
党首が4
日、ウクライナのゼレンスキー
大統領と
電話で
会談しました。
イタリア側によりますと、メローニ党首は、ロシアの軍事侵攻を受けているウクライナ国民の自由のために全面的な支援を惜しまないとしたうえで「ロシアがウクライナの4つの州を併合したとする宣言は、法的にも政治的にも価値はない」と述べました。
これに対し、ウクライナのゼレンスキー大統領は、メローニ党首が率いる右派政党「イタリアの同胞」が躍進したことに祝意を示すとともに、メローニ党首による首都キーウへの早期訪問に期待を示しました。
バイデン大統領 6億ドル超の軍事支援を表明
アメリカのバイデン
大統領は4
日、ウクライナのゼレンスキー
大統領と
電話会談し、6
億2500
万ドル、
日本円にして
およそ900
億円の
軍事支援を
新たに
行うと
明らかにしました。
ホワイトハウスの声明によりますと、バイデン大統領は会談でロシアによるウクライナの領土の一方的な併合を決して認めないことを強調したうえで「ロシアの軍事侵攻に対する自衛のため、ウクライナを必要なかぎり支援し続けることを約束した」としています。
新たな軍事支援には高機動ロケット砲システム=ハイマース4基や装甲車両200台、砲撃システム、それに弾薬などが含まれるということです。
そのうえで「ロシアが主張する併合を支援するいかなる個人、団体、国に対しても、厳しい代償を払わせる用意があることを確認した」としています。
ロシア 予備役の動員めぐり混乱「約半数が兵役基準を満たさず」
ロシアのプーチン
政権が
進める予備役の
動員をめぐり、ロシア
極東ハバロフスク
地方のデクチャリョフ
知事は
多くの
誤りがあったとして、
招集にあたる
地元の
責任者を
解任したと
発表しました。
デクチャリョフ知事は3日に開かれた会議で「過去10日間で招集された数千人のうち、およそ半数が兵役に就く基準を満たさなかったので帰宅させた。障害がある娘を1人で育てている男性は戦地の最前線に行く以上に家で必要とされている。過剰な動員は止めなければならない」と強調しました。
プーチン政権は招集の責任を地方のトップに負わせていますが、高齢者や持病がある人など対象ではない人まで次々と動員されるずさんな実態が明らかになり、首都モスクワの市長でプーチン大統領の側近の1人、ソビャーニン氏も先月28日、一部の人に対する招集の撤回を余儀なくされるなど混乱が広がっています。
ロシア国防相 “20万人以上が招集され 軍の部隊に”
ロシアのショイグ
国防相は、プーチン
大統領が
踏み切った
予備役の
部分的な
動員について、
これまでに20
万人以上が
招集されて
軍の
部隊に
入ったと
発表しました。
ショイグ国防相は4日、国防省の幹部を集めた会議で「新兵をできるだけ早く戦闘地域の環境に適応させるため」として、招集した兵士らを将校のもとで訓練させたうえで、ウクライナ侵攻を続ける軍の部隊に加える考えを示しました。
動員をめぐっては、プーチン大統領が先月21日に予備役の動員を表明した際、ショイグ国防相はその規模が30万人だと説明しましたが、独立系のメディアは、100万人の動員を可能とする条項が大統領令の中に非公開で含まれていると伝えています。
ロシア国内では動員に抗議する活動が各地で起きたり、大勢の人たちが招集をおそれて周辺国へ逃れたりして反発や混乱が広がり、プーチン大統領が、優先的な対象ではない人も招集されているとして動員の過程で誤りがあったと認める事態になっています。
タイ・カンボジア 合意した停戦が発効 緊張緩和が進むかが焦点
国境地帯で武力衝突を続けてきたタイとカンボジアが28日、マレーシアなどの仲介で無条件の停戦で合意したのを受けて、日本時間の29日午前2時に停戦が発効しました。その後、双方の衝突に関する情報は伝えられておらず、今後、緊張の緩和が進むのかが焦点となります。
N2
출처: NHK
936
Jul 29, 2025 05:07
日銀 金融政策決定会合 政策金利を据え置く方向で議論の見通し
日銀は31日、2日目の金融政策決定会合を開きます。日銀内では、トランプ政権の関税措置をめぐる日米交渉の合意で不確実性は低くなったという受け止めがある一方、企業収益などに与える影響を見極めたいという意見も多く、会合では政策金利を据え置く方向で議論が行われる見通しです。
N2
출처: NHK
442
Jul 31, 2025 06:07
米FRB 利下げを見送り 政策金利の据え置き決定 5会合連続
アメリカのFRB=連邦準備制度理事会は金融政策を決める会合を開き、30日、利下げを見送り、政策金利を据え置くことを決定したと発表しました。ただ、2人の理事が利下げを支持して反対する異例の状況にもなっていて、関税措置による影響が広がっているとの懸念も出る中、今後の利下げをめぐる判断が焦点となります。
N1
출처: NHK
245
Jul 31, 2025 07:07
自民党両院議員総会を来週後半にも開催の方向で調整
参議院選挙の敗北を受けて自民党は、来週後半にも両院議員総会を開く方向で調整を進めています。総会を通じてみずからへの辞任圧力を強めようとする動きもある中、石破総理大臣としては、丁寧に説明を続け、続投への理解を重ねて求めていく考えです。
N1
출처: NHK
141
Jul 30, 2025 05:07
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