北朝鮮が「
クリスマスの
プレゼントに
何を
選ぶかは
アメリカ次第だ」として、
何らかの
措置を
取る可能性を
示唆しましたが、
これまでのところ、
挑発的な
動きは
確認されていません。
また、
今月下旬に
開催するとした
朝鮮労働党の
中央委員会総会も
確認されておらず、
各国は
引き続き
北朝鮮の
動向を
注視しています。
北朝鮮外務省は
今月、「
クリスマスの
プレゼントに
何を
選ぶかはすべて
アメリカの
決心にかかっている」とする
談話を
発表し、
米朝の
非核化協議をめぐり、アメリカが
打開策を
示さなければ
何らかの
措置を
取る可能性を
示唆しました。
アメリカの現地時間では25日午後になりましたが、これまでのところ北朝鮮による挑発的な動きは確認されていません。
韓国国防省の報道官は、26日午前の定例会見で「アメリカと協力して北の動向を監視している。わが軍は、多様な軍事的な状況に備え、態勢を維持している」と述べました。
これに関連して、専門家などの間では、中国とロシアが国連の安全保障理事会で、北朝鮮に対する制裁の一部緩和を求める決議案を提出したことから、北朝鮮が、各国の出方を見極めようとしているのではないかという分析も出ています。
一方、北朝鮮は、重要政策を決定する朝鮮労働党の中央委員会総会を今月下旬に開催すると予告しましたが、これまでのところ総会の開催は確認されておらず、各国は引き続き北朝鮮の動向を注視しています。
「労働新聞」党中央委総会に言及せず
26日付けの朝鮮労働党の機関紙「労働新聞」は、キム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長に、友好国から新年を前にした祝賀メッセージが送られてきたことなどを伝えていますが、今月下旬に開催すると予告した党の中央委員会総会については言及していません。