ことし、
全国で
高齢ドライバーによる
交通事故が
相次いだことを
受け、
東京都内では
運転免許を
返納する
人の
数が
過去最多となっています。
警視庁は
返納を
促す取り組みを
進めるとともに、「
年末年始で
家族が
集まる機会に
相談してほしい」と
呼びかけています。ことし
4月、
東京・
池袋で
高齢ドライバーが
運転する
乗用車が
暴走し
親子2人が
死亡する
など、
全国で
高齢ドライバーによる
交通事故が
相次ぎました。
警視庁によりますと、こうした事故をきっかけに都内では高齢者を中心に運転免許を返納する人が増えていて、ことしは11月までに6万119人にのぼりました。
これまでで最も多かった平成29年をおよそ1万4000人上回り、過去最多となっています。
警視庁では返納を促す取り組みを進めていて、12月からは代理人による免許返納を都内各地の警察署でも受け付けています。
代理人による申請は本人の委任状などが必要で、委任状は警視庁のホームページでもダウンロードできます。
警視庁は、「少しでも運転に不安がある人は返納を検討し、年末年始で家族が集まる機会に相談してほしい」と呼びかけています。