松山市の20
代の
女性が
誤認逮捕された
問題をめぐり、
警察が、
逮捕容疑となった
タクシーからの
窃盗の
疑いで、
女性と
同じアパートに
住んでいた
女を
書類送検していたことがわかりました。
愛媛県警察本部の
松山東警察署が
松山市の20
代の
女性を
誤認逮捕した
問題では、
去年1月に
松山市清水町でタクシーの
中から
現金およそ5万4000
円やセカンド
バッグなどを
盗んだ
疑いがかけられていました。
警察はタクシーのドライブレコーダーの映像などを根拠としていましたが、その後、捜査を進める中で、女性と同じアパートに住んでいた女が「写っているのは自分だ」と話したことなどから、誤認逮捕を認め、女性に謝罪しました。
警察は、盗んだのは女性と同じアパートに住んでいた女だとみて慎重に裏付けを進めていましたが、24日までに窃盗の疑いで書類送検したことが捜査関係者への取材でわかりました。
警察は容疑を認めているかどうかを明らかにしていません。
この問題で誤認逮捕された女性は当初から一貫して容疑を否認し、「自白を強要された」と訴えていて、警察に再発の防止を強く求めています。