この日、
いつものように
自宅で
入浴ケアを
受けているときに38
度を
超える発熱。
ふだんとは違う、けん怠感があったといいます。
翌日PCR検査を受けると、陽性の結果が出ました。
妻と小学生の子どもと一緒に暮らしていた男性。
発熱から5日後に入院が決まりましたが、それまでの間、自宅での待機となりました。
この間、一部を除き、ヘルパーの受け入れが難しくなったため、自分の支援のほとんどは妻が担うことになりました。
妻は、トイレの支援など朝から晩まで介護にあたったということです。
男性は「妻に感染しないか本当に不安でした。負担も大きく申し訳なく思った」と話しています。
その後、入院。
発熱やけん怠感がある状況が続きましたが、徐々に改善し、9日後、退院することができました。
従業員の多くが濃厚接触者に 会社は業務を停止
妻や
子どもについては、
検査の
結果は
陰性でしたが、
男性が
強く
不安に
感じたのは、
会社の
従業員や、
訪問介護の
サービスを
利用する
高齢者などへの
感染でした。
従業員のほとんどが濃厚接触者と判定され、会社も業務停止となりました。
会社では、50人余りの利用者がいましたが、残った従業員が、利用者側に電話で説明したり、ほかの事業所に連絡して、代わりに支援できないか必死に調整したといいます。
男性は、不安な気持ちを抱え、眠れない日もあったといいます。
幸い、従業員や高齢者などにも感染は確認されず、発熱から2週間余りで、ようやく会社を再開することができました。
いまも後悔「もっと対策をしていれば」
「
障害者であり、
介護の
会社を
経営する
自分が
感染したことで、
家族や
従業員、それに
介護という
社会インフラにも
影響が
出てしまった。
罪悪感があります」
もっと対策を徹底していれば、感染を防ぐことができたかも知れないと男性はいまも後悔しているといいます。
各地で感染が続く中、男性は、自分の経験を振り返りメッセージを寄せてくれました。
「感染は自分だけの問題ではない。想像以上に大変で、周囲の人たちに感染させる恐れもある。だからこそ身近な人たちの顔を思い浮かべて、外出など、自分の行動を判断してほしい」
(取材:映像センター カメラマン 小川原裕史)
米FRB 利下げを見送り 政策金利の据え置き決定 5会合連続
アメリカのFRB=連邦準備制度理事会は金融政策を決める会合を開き、30日、利下げを見送り、政策金利を据え置くことを決定したと発表しました。ただ、2人の理事が利下げを支持して反対する異例の状況にもなっていて、関税措置による影響が広がっているとの懸念も出る中、今後の利下げをめぐる判断が焦点となります。
N1
Source: NHK
244
Jul 31, 2025 07:07
イチローさん「夢のよう」米野球殿堂入り式典で英語スピーチ
アメリカ野球殿堂入りの表彰式典がニューヨーク州クーパーズタウンで行われ、日本選手で初めて殿堂入りしたイチローさんが英語でスピーチし「この場に立っていることはすばらしい夢のようです」と喜びと感謝のことばを述べました。
N2
Source: NHK
62
Jul 28, 2025 12:07
“核兵器 変わらないか増える”回答が半数近くに NHK世論調査
被爆80年のことし、NHKが行った世論調査で、「現在ある核兵器は今後どうなると思うか」を聞いたところ、「今と変わらないか、むしろ増える」と回答した人が半数近くにのぼりました。専門家は「核なき世界という目標へ具体的な行動をどう起こしていくのか、大きな分岐点に立っている」と指摘しています。
Source: NHK
Aug 2, 2025 17:08