台風19
号で
被害を
受け、
全線で
運転できなくなっていた
福島県の
JR磐越東線が、
3週間余りたった6
日、
一部の
区間で
運転を
再開しました。
福島県の
郡山駅と、いわき
駅を
結ぶJR磐越東線は、
台風19
号による
川の
氾濫などで
線路の
土台部分が
流されたり
土砂が
流入したりしたため、
先月12
日から
全線で
運転できなくなっていました。
復旧作業が進められた結果、6日、3週間半ぶりに郡山駅と小野新町駅の間のおよそ45キロの区間で営業運転を再開しました。
6日朝、途中にある三春駅では、運転再開を待ちわびていた通勤・通学の人などが、郡山方面に向かう列車に次々と乗り込んでいきました。
久しぶりに駅を利用した高校2年の男子生徒は「学校までバスで50分かかるところを電車だと20分で行けるので、やっと動いてよかったです。少しずつですが台風の被害から復活していると感じます」と話していました。
また、公務員の女性は「路線バスなどを代わりに使っていましたが電車が動いて、とても助かります。3週間も運休していたということで、想像以上に被害が大きかったと改めて実感しました」と話していました。
磐越東線は小野新町駅と、いわき駅の間の残る40キロの区間で依然として不通となっていますが、JR東日本によりますと、今月中旬には全線で運転再開できる予定だということです。