総理大臣主催の「
桜を
見る
会」をめぐって、
政府は、
招待基準の
明確化など見直しを
進めることで、
事態の
収束を
図りたい
考えです。
これに対し
野党側は、
前日の
夜に
開かれた
安倍総理大臣の
後援会の
懇親会についても
追及を
強めていて、
国会で
説明責任を
果たすよう
引き続き、
求めて
いく方針です。
総理大臣主催の「
桜を
見る
会」をめぐり、
野党側は、
年々参加者や
支出額が
増えているうえ、
安倍総理大臣の
後援会から
多くの
人が
招待されているとして「
公的行事の
私物化だ」などと
追及していて、
政府は、
来年の
開催を
中止することにしました。
菅官房長官は14日、これまでの予算計上の在り方に問題があったという認識を示す一方、「内閣の公的行事であり、現時点で廃止することは考えていない」と述べました。
政府としては、招待基準の明確化などにより予算や招待者の削減も含め、見直しを進めることで、事態の収束を図りたい考えです。
これに対し野党側は、前日の夜に東京都内のホテルで開かれた安倍総理大臣の後援会の懇親会の会計処理についても、追及することにしています。
立憲民主党の安住国会対策委員長は「臭いものにふたをする態度が許せない。安倍総理大臣の地元の事務所が関与したことは明らかだ」と述べていて、安倍総理大臣に対し、国会で説明責任を果たすよう引き続き、求めていく方針です。