総理大臣主催の「
桜を
見る
会」をめぐり、ことしの
招待者のうち1000
人程度が
安倍総理大臣からの
推薦だったことが
明らかになりました。
野党側は「
税金の
私物化だ」などと
批判を
強めていて、
徹底して
追及する
方針です。「
桜を
見る
会」をめぐって
安倍総理大臣は20
日の
参議院本会議で、
招待者の
推薦で、みずからも
意見を
言ったことがあったと
認め、「
結果として
数が
膨れあがり
大いに反省したい」と
述べました。
また、政府は、ことしの招待者1万5000人余りのうち、1000人程度が安倍総理大臣からの推薦で、昭恵夫人からの推薦も含まれていたことを明らかにしました。
政府は今後、推薦枠を撤廃するとともに、増加した招待者の人数を1万人程度まで削減することなども含めて見直しを進めることにしています。
野党側は、立憲民主党の福山幹事長が「後援会などを税金でもてなしたことになる」と指摘し、国民民主党の玉木代表も「権力や税金の私物化だ」と述べるなど批判を強めています。
そして、安倍総理大臣の20日の答弁は「招待者の取りまとめなどには関与していない」とした今月上旬の答弁と食い違い、直接説明を聞く必要があるとして、予算委員会の集中審議の開催を引き続き求めるなど、徹底して追及する方針です。