ことし
9月、SNSで
自殺志願者を
募り、
連絡してきた
女性を
東京 池袋の
ホテルで
殺害したとして、
嘱託殺人の
罪に
問われている
大学生の
裁判が
始まり、
被告は
起訴された
内容を
認めました。
埼玉県入間市の
大学4年生、
北島瑞樹被告(22)はことし
9月、ツイッターで
自殺志願者を
募り、
連絡してきた36
歳の
女性を
東京 池袋の
ホテルで
首を
絞めて
殺害したとして
嘱託殺人の
罪に
問われています。
2日、東京地方裁判所で開かれた初公判で、北島被告は起訴された内容に間違いがあるか問われると「ありません」と述べ、起訴内容を認めました。
検察は「被告はことし7月ごろから、SNS上で自殺を望んでいた人に『殺してあげましょうか』などとメッセージを送っていた。被告も教員採用試験のできが悪く、自殺しようと考えていた」と動機について述べました。
また「被害者のほかにも2人の女性との間で殺害する約束をしていたが、約束場所に現れなかったため、実行されることはなかった」と述べて、被告が自殺を望む複数の人とやり取りをしていた状況を説明しました。