関東では
3日から
最大震度4や
3の
揺れを
観測する
地震が
相次いでいますが、
気象庁は
発生場所や
深さ、メカニズムによって
大きく
3つに
分けられ、
それぞれに
関連性はないと
考えられるとしています。
気象庁によりますと関東では3日と4日、最大震度4や3の揺れを観測する地震が合わせて5回発生したほか、5日夜も震度3の揺れを観測する地震が起きました。
震源地は茨城県北部と南部、それに栃木県北部の大きく3つに分けられ、このうち茨城県北部と栃木県北部で起きた地震は深さ10キロと、陸のプレート内の浅いところで発生した地震だということです。
また茨城県南部の地震は深さが50キロから60キロで、陸のプレートと、その下に沈み込む「フィリピン海プレート」との境目で発生した地震で、過去にも多くの地震が発生している場所だということです。
気象庁はそれぞれの地震の発生場所や深さ、メカニズムが異なるため関連性はないと考えられるとしたうえで、「関東はふだんから地震活動が活発で、今が特異な状況になっているわけではない。改めて備えを見直すなど引き続き注意してほしい」としています。